Earth, Wind & Fire40周年記念公演@東京国際フォーラム
Earth, Wind & Fire
40周年記念のツアーでの来日公演が急遽決定
しかも今回は1回だけの日本公演ということ
Earth~はこの10年、家内とずっと一緒に行っていたのですが、今回は体調を悪くしていたので自分1人での参戦となりました。
会場の東京国際フォーラムホールA
さすがに1回だけの公演ということもあり、先月のRoger Daltreyと違って、2階の上の方まで、ほぼ満員といったところです。
開演予定時間を過ぎ、19時15分くらいにようやくライトダウン
バックのメンバーが定位置に・・・
そして小柄なメンバー2人が素早く、パーカッションの位置へ
演奏がスタート
中央からPhilip Bailey、Verdine White、Ralph Johnson登場
総勢12名
場内総立ち
曲はBoogie Wonderland
Philipを中心にコーラス・ワークもバッチリ
さすがEarth, Wind & Fireです。
ギターのカッティングで続いてSingasong
こちらは小柄なパーカッション奏者B.David Whitworthが中心に歌うのですが・・・
Maurice Whiteが最後に参加した2004年の来日公演では彼がMauriceの歌を補っていました。
お馴染みのフレーズでShining Star~Serpentine Fire
Oh Yeah~♪と客席もコーラス
Verdineのソロもありました。
ステージではEarth~が参加したRamsey Lewisのヒット曲Sun Goddess
昨年、エレクトリック・バンドで来たRamsey Lewisが久々にプレイしてくれましたが・・・
これは両者の共演で見たい
そんな贅沢を味わいたいですね。
後半ではサックス・ソロがフィーチャーされていました。
Philipはお馴染みのカリンバをプレイしてKalimba Story
途中にRalphのパーカッション・ソロがありますが、元々はドラム・セットについていた人だけに、もっと叩いてほしいとも思っています。
曲はラテン調のEvil
パーカッションにつく時は、Philipはスティックを持たないもの、Ralphはスティックを使うものを叩いています。
ここでメンバー紹介もあり、B.Davidと、もう1人いた小柄なパーカッション奏者はPhilip Bailey Jr.でした。
(・・・ということは2年前の彼のソロ公演で見ています。)
曲は一転して、Devotion
そう、この辺りは、Shining Starで大ブレイクするまでのナンバーが続いていました。
後半の手拍子、ライヴ・アルバムでも御馴染みです。
そしてThat's The Way Of The World
残念ながら、本来主役のMauriceはいないのですが、そのマイナス面はあまり感じません。音がそれだけしっかりしているということでしょう。
ここでスローダウン・・・ということでLove's Holiday
メンバーが一列に並んで歌うCan't Hide Loveが続き
After The Love Has Gone
ようやく観客の多くは座ることになります。(笑)
因みに昨年の10月、同会場で行なわれたDavid Foster & Friendsの公演でもPhilipが歌ったのですが・・・
どちらがいいか・・・
・・・難しい質問でしょうね。
Philipの定番バラード、Reasonsが続きます。
ステージは再び躍動感のある音へ
Got To Get You Into My Life
Ralphが前の方のお客様の握手に応じたため、前の方のお客様がステージ前方へ
さほどパニックにもならず、スタンディングっぽくなってちょうどよかったかもしれません。
この後、キーボードがフィーチャーされ、クラシカルな曲を奏でたら、観客も何かすぐわかります。
Fantasy
ここからは圧巻でしょう。
お馴染みのイントロで勿論、September
観客のParty~♪という手の振りも、もう何も言うことはないでしょう。
続いてボコーダー、場内絶叫
Let's Groove
特にこの2曲の人気は絶大なのですが、Beatlesの曲のように時代を超越した人気曲といえると思います。
休む間もなくMighty Mighty
考えてみればこれがEarth~の最初の大ヒットなのです。
大盛り上がりの中、Philip、Verdine、Ralphの3人は一度下がりましたが・・・
すぐに戻ってお馴染みのホーン・セクションのイントロ
In The Stone
ステージは絶頂といった感じでエンディングを迎えました。
・・・
Earth, Wind & Fireといえば、イコールMaurice Whiteだったのですが、残念ながら、彼はもうステージには立てない状況です。
でも彼のスピリットは永遠に息づいているわけで、主要メンバー3人を中心として、いつまでもプレイしてほしい
つくづくそう思う本当に楽しい2時間でした。