おはようございます。
ご訪問ありがとうございます。
朝から雨降りの京都北部です。
コチラの記事にも書きましたが、昨日は思いがけず情報がもたらされた一日でした。
リンク先より抜粋
「青石壇」金色の文様 東大寺二月堂の石段で拓本、田中教子さん個展
同数の石段がある各地の寺社を調べたところ、石段を上り切った所には観音様をまつったお堂があるという共通点がわかった。二月堂の本尊も十一面観音だ。文様は、最上部と最下部でしか確認できないことなどから、「結界」のようなものを示しているのではないかと推測した。
田中さんは青石壇について、「菩薩(ぼさつ)の世界へ行く悟りの道を表している」とみている。研究と同時進行で、石段や文様を拓本にしながら作品の創作を進めた。墨ではなく、金粉をニカワで溶いた金泥を使っており、細かい石段の表面や文様などが金色に輝いている。
※お写真はリンク先よりお借りしました。
奈良県大和高田市出身の美術家、田中教子(のりこ)さん(56)の個展の記事、
田中さんが6年前から研究を続けている、東大寺二月堂わきの石段に刻まれた様々な文様を生かした金色の拓本作品を中心に約35点が展示されています。
この部分↓
東大寺、二月堂南側の石段
数え方によるが、53~55段あり、最下部と最上部に3段ずつ、亀甲や唐草、流水などを表した文様が刻まれていた。
同数の石段がある各地の寺社を調べたところ、石段を上り切った所には観音様をまつったお堂があるという共通点がわかった。二月堂の本尊も十一面観音だ。文様は、最上部と最下部でしか確認できないことなどから、「結界」のようなものを示しているのではないかと推測した。
田中さんは青石壇について、「菩薩(ぼさつ)の世界へ行く悟りの道を表している」とみている。研究と同時進行で、石段や文様を拓本にしながら作品の創作を進めた。墨ではなく、金粉をニカワで溶いた金泥を使っており、細かい石段の表面や文様などが金色に輝いている。
「青石壇(あおいしだん)」・・・東大寺、二月堂南側の亀甲や唐草、流水の文様などが刻まれた石段
段数は、華厳経の説話に出てくる善財童子(ぜんざいどうじ)が、指導者を訪ね歩いた旅の数とほぼ一致
同数の石段がある各地の寺社には石段を上り切った所には観音様をまつったお堂があるという共通点がある。
文様は、最上部と最下部でしか確認できないことなどから、「結界」のようなものを示しているのではないかと推測した。
田中さんの青石壇について、「菩薩(ぼさつ)の世界へ行く悟りの道を表している」という見解。。。
以前、東大寺二月堂にお参りした際に、石段の文様を見つけてどのような意味があるのか?不思議に思ったのですが、、謎が解けました。
歴史に埋もれた二月堂の謎に光を当てていただき心が躍りました。
観音さまは、衆生救済の誓願を立てられた仏さまでありストイックな求道者としての側面もお持ちです。
そして、私たちと同じく「有情」・・・情(こころ)を持つ仏さまだと言われています。
今も昔もさまざまな悩みや苦しみがあり、先人たちは救いを求めて祈り続けてきました。。
先人の信仰の証、祈りの跡を拝見させていただき背筋が伸びます。
田中教子さんの作品もとっても素敵ですね。
奈良にお住まいの皆さま、足を運んでみられてはいかがでしょうか(^^♪
次回瞑想会、お申込み受付中です
ではまた(^^♪
いつも記事をご覧くださりありがとうございます。
今日も素敵な一日を。
明日香野