おはようございます。
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今日も秋晴れ、気持ちが良いです
さて、昨日このような記事を書きました。
紫微斗数占星術の主星には、紫府廉系(しふれんけい)と機月系(きげつけい)という二つのグループがあります。
命宮に座す星でどちらのグループに属すかわかります。
機月系の星たちは精神性が高い星だと昨日の記事で書きましたが、紫府廉系の星たちがそうではないというわけではなく。。。
(紫府廉系の筆頭、紫微星の占い師さんも多いです。)
あくまでも、私がこれまで鑑定をしてきた印象ですが、、、
二つのグループの星たちの違いは、
「意識の向かう方向、ベクトル」の違いなのではないかと思います。
機月系の星たちは、「精神性、内面、言葉、感情、やりがい」などを意識して動く方がスムーズに物事が進みやすく、
紫府廉系の星たちは、まずは「物質、金銭、衣食住、環境」を満たしてから心地よい状況で動く方が進んでいきやすい。
ですので、紫府廉系の星を命宮に持つ方は、
まずはどんな小さなことでも「目に見える結果(物質・金銭)、何かの賞、成績など」が手に入ると自信につながり、原動力になりやすい。
反面、機月系の星を命宮に持つ方は、
最初はお金を目的にすることなく身なりや環境などを気にせずに自分自身のやりがいや内面と向き合い何かをつくり上げることに集中すると、いつの間にか結果につながっていることが多いです。(寝食を忘れて作品を作り上げるアーティストさん、職人さんなどなど)
ちなみに、どちらも星の性質であり、価値観の違いなので優劣はありません。
自分の持つ星の性質を知り、性質にあったやり方を進めることが開運の秘訣です。
紫府廉系の適職を少しご紹介。
紫微星・・・大企業、官公庁、教師、教授などの名誉職、直感を活かし占い師、精神世界の仕事。独立起業
天府星・・・金融、不動産、官公庁などの安定感がある堅いイメージの職種。服飾アパレル関係 教師、研究員など
廉貞星・・・頭脳と肉体を酷使する仕事、営業、マスコミ、法律、政治、医者、警察など。
鑑定で適職を判断する場合は命宮と他の三方四正の宮(財帛宮・遷移宮・官禄宮)を総合的に観て判断します。
殺破狼(さっぱろう)という、大きく動く性質を持つ星たちも紫府廉系ですが、アウトロー的な性質が加わります。
(品行方正な紫微星、天府星に比べて、「自我」が強く欲しいものを手にするセンスや実力を持つ星たちです。)
今まで鑑定をしてきた印象としては、紫府廉系の星たちは理想が高いので自分自身の目標に到達していないと思うと自信ややる気を失くして動けなくなるケースがよくあります。
ある意味、社会的な地位や物質的な豊かさに心がとらわれやすいので、自分の中の「理想」から外れてしまうとドロップアウトしてしまうのですよね
だからこそ、小さい頃から成功体験を積み重ね自信を身に着けていくことが大切です。
ちなみに、うちの娘たちは二人とも紫府廉系の星を持ちます。
(長女は貪狼星、次女は天府星・廉貞星)
次女はふだんはおっとりして大人しいですが、ハッキリしていて頑固さはピカイチです(笑)
長女は勉強をする時、快適な場にして勉強に取り組むと集中できるそう。
(完璧主義のため、テストでは100点とらないと嫌だそうです。)
でも、紫府廉系の視点だけでは息が詰まることもあるそうで、、アドバイスを求めてきます。
母の機月系の視点が役に立つこともあるみたい
家族や友人知人など、違う星を持つ方の意見を聞くことで楽になったり気づきを得ることもできるので、たまには違う星の視線から眺めてみることも良いと思います。
物質面に偏りすぎても、精神面に偏りすぎても良くなくて、バランスをとっていくことがより良い人生を生きるコツですね。
自分の中に足りない星の性質があると思われる方は、ご家族や友人知人からアドバイスを受けられると良いと思います。
足りないところは、ご家族など大切な方に補ってもらえばいいのです
ではまた(^^♪
いつも記事をご覧くださりありがとうございます。
今日も素敵な一日を。
明日香野