ご訪問ありがとうございます。
 
 

 

 

午後から、みぞれまじりの雪が降り始め寒いですあせる

 

 

 

 

さて、取り寄せていた本が届きました。
 

 

 

 
水木しげる先生著 「水木しげるの古代出雲」
 
 
 
涙がうるうるとくるところはいくつもありましたが、
 
 
私が最も強く反応したポイントを備忘録の為に残しておきたいと思います。
 
 
興味がない方はスルーなさってくださいねあせる
 
 
星この本を教えてくださったTさま、ありがとうございます。感謝ですラブラブキラキラ
 
 
クローバー
 
 
 
 
作品より抜粋
 
 
そもそも、ぼくが古代出雲王朝のことを描こうと思ったきっかけは、
三十年ほど前から古代人らしき青年が夢の中にちょくちょく現れるようになってからだ。
 
 
我々出雲族の物語を描くのだ。
 
我々滅ぼされた出雲族のことを皆に知らしめるのだ。
 
 
クローバー
 
 
 
水木先生が古代出雲族の青年の霊に導かれ、夢の中で見た光景。
 
 
大和と出雲の戦い。
 
戦闘は初めは互角だったが、しだいに出雲軍の形勢は不利になり、
 
タケミナカタは諏訪に敗走。
 
やがて出雲軍は壊滅した。
 
 
 
オオクニヌシは最後まで抵抗したが、捕らえられてしまう。
 
 
その後、大和國とオオクニヌシの間で国譲りの話し合いが行われ、
 
 
その結果、
 
 
しぶしぶ国譲りに応じたオオクニヌシは、その後杵築の裏山の岩屋に軟禁されたのだろう。
 
 
「こんなかたちで出雲王国を奪われるとは無念である」
 
 
オオクニヌシは黄泉の国へと退隠し今後一切この世の政治(顕事(あらわごと))には口を出さずに霊界のみを治めることになる。
 
 
 
こうしてオオクニヌシは霊界の政治(幽事(かくりごと))の神となった。
 
 
 
 
クローバー
 
 
 
祭神となったオオクニヌシに対して大和政権はアメノホヒとその子孫に永久に宮司になることを命じる。
 
アメノホヒは天孫族ではあるが、出雲大社の斎主になることによって、出雲民族を慰撫する。
 
オオクニヌシの代行者という立場で出雲の統治を正当化したのだろう。
 
 
古代出雲族の青年の霊・・・「そのアメノホヒの子孫が代々出雲国造となり今も出雲大社の斎主となっているのだ。」
 
 
水木先生・・・「しかし出雲側からすれば、いくら話し合いだったとしても国を奪われたという思いは消えなかったのだろう」
 
 
古代出雲族の青年・・・「私が言いたいのはそのことなのだ。天皇系と並んで日本最古の家系である国造の家系は、」
 
 
水木先生・・・「血統と信仰する日本的シャーマニズムにより今日まで祭祀を続けているわけだ」
 
 
古代出雲族の青年・・・「古代出雲は今も生き続けているのだ」
 
 
 
水木先生・・・すなわちアメノホヒの子孫(国造)はアメノホヒに倣って出雲化することを望んだのだろう。
 
それは同時にオオクニヌシの無念さを相続することであった。
 
 
 

古代出雲族の青年・・・「水木よ。私の思いをわかってくれてありがとう。私はもう二度と現れることはないだろう」

 

 

 

 

 

 

稲佐の浜

image

imageimage

 

 

 

image

 

 

水木先生が書かれた、オオクニヌシさまが軟禁された杵築(きづき)の裏山の岩屋とは、今の出雲大社の後ろの八雲山の洞窟だと言われています。

 

 

 

2021年8月に出雲を訪れた際に、

 

 

 

出雲大社、素鵞の社(そがのやしろ)の後ろの岩肌に触れるとオオクニヌシさまのお心に触れたような気がして離れがたかったことを覚えています。

 

(※水木先生も書かれていましたが、オオクニヌシは個人の名前ではなく代名詞とか役職名でオオクニヌシと名乗っていた方は数人おられると思います。)

 

 

 

さぞ無念であられただろうと、想いを馳せると魂の深い部分から慟哭に似た感情が込み上げ涙が流れるのは、

 

 

 

私自身、古代出雲で生きた過去生があったからだと思うのです。

 

 

 

オオクニヌシさまは、豊かな国を失った無念を未来永劫この国に遺していくために祭神となられ、

天孫族の末裔に代々出雲国造となり今も出雲大社の斎主となることを願われた。

 

 

 

「古代出雲」は今もこの国の深いところに生き続けている。

 

 

今も出雲には、魂の傷が癒えぬ御霊たちがたくさんいて、

 

 

魂に出雲の記憶を持つ方々が共感し慰めてくださることで浄化が進み、輪廻転生への一歩を歩めるのだと感じています。

 

 

 

この記事も、出雲に心を手向けてくださる方に向けて書かされたと感じています。

(書きながら涙がポタポタと落ちていきます。)

 

 

 

image

 

 

 

以前、出雲でももじさんにお会いした時にたどり着けなかった場所。

 

 

水木先生の作品を読んで、

 

 

幽閉され亡くなった、オオクニヌシさまの骨を洗い清めた場所とされる御陵神社へお参りしなくてならない想いも強くなりました。

 

 

 

image

 

 

 

今、私が学んでいる瞑想法は「空と海の瞑想」なのですが、波にまかせて辛いこと、苦しいことを解放するイメージで瞑想を進めていきます。

 

 

 

何となく、私がこの瞑想法を出雲ですることで祈りや供養につながるのではないかなと。。。

 

 

 

 

 

前回、御陵神社にお参りできなかったのは、祈りの届け方、供養の仕方を学び実践することができてから御陵神社に行きなさいってことだったのかもしれませんにやり

 

 

 

 

 

 

 

今年は出雲に行けたらいいなぁ。

 

 

 

今からできることを進めていきたいと思います。

 

 

 

長い記事になりましたが、お読みくださりありがとうございます。

 

 

この後も素敵なお時間を。

 

 

 

 

翠涼

 

 

image