紫微斗数の命盤の中で、無星曜(星が入らない宮)がある方もおられます。
私も命宮に主星が入らない命無星曜格です。
この「星がない宮」の読み方なのですが、対宮の星を借りて判断します。
ですので、全く読めないということはないのですが、
その宮をあらわす象意については、感知できないことが多かったり苦手な傾向も出てくると思います。
命無星曜格の方は、生まれた環境などに変化・波乱が多かったり、若い時に苦労しやすく中年以降に運気が安定すると言われています。
命宮は先天運をあらわします。
宮に座す星達の輝きが高い場合はもちろん主星が入ると、その宮は守られていることになるので、
無星曜の宮は、ある意味弱点でもありますね。
私は命宮身宮(自分がやりたいことをすることが、人生での課題であり目標)ですが、
若い頃は自分がやりたいことがわからなくて、転職をたくさんしました。
運勢の流れを観る時は、太歳宮(その年の宮)が無星曜の場合はパワーダウンする暗示ですので、
それまでに貯金したり、資格勉強をされると良いとお伝えしています。
イメージとしては、お天気が悪くなる可能性があるから傘(備え)を持っていく感じです。
備えあれば憂いなしですね。
無星曜の宮の対宮の星は、「一見隠されたもの」を観る場合もあります。
私たちの人生は、今生一代だけではなく、
過去生から連綿と続いてきた魂の履歴をつないできたもの。
星を読むことで、この世界を違う視点から観ることができます。
ただ目の前の苦しみに心を囚われるのではなく、冷静に違う視点で観ることができるのが占術の良いところ。
今後はこのような星のお話もお伝えしてまいりますね。
ではまた(^^♪
この後も素敵なお時間を。
いつもご覧くださりありがとうございます。
なかなか皆さまのブログにお邪魔できず、申し訳ありません。
明日香野