ご訪問ありがとうございます。
今日は一日お休みなので、ゆっくり過ごしました。
久しぶりに紫微斗数の話題でも。
古代中国の天文図
紫微斗数には、キャラクターをあらわす主星と、吉凶をあらわす副星、さらに細密に鑑定するために欠かせない四化星(化禄・化権・化科・化忌)があります。
主星には輝度があり、
最も輝く順に以下になります。
廟(びょう)→旺(おう)→平(へい)→落陥(らっかん)
落陥は、光が全くない状態をあらわします。
基本的に主星は、星の性格、性質をあらわすので吉凶はないとされていますが、
星の輝きが落ちると、長所より短所が目立ちやすい傾向があります。
主星に吉凶はないとは言われているものの、紫微斗数を冠する「紫微星(しびせい)」は凶星の凶作用を解厄する星でもあるので、やや優柔不断になりやすかったり迷いが多くなりがちですが、
紫微星は、落陥することがない星ですし、もともと王としての(正確には皇太子)気品を持つ気高い星です。
主星配置では、
二つの主星が同宮することもあるのですが、その中で要注意だなと思う組みあわせの星があります。
それが廉貞星(れんていせい)&破軍星の組み合わせなのですが、12ある主星配置の中でもこの組み合わせの時は、
廉貞・破軍ともに落陥すること、さらに命盤の約半分の宮が無星曜(星がない状態)になるために、
この星を命宮や三方四正(財帛宮・官禄宮・遷移宮)、福徳宮に座す場合、
波乱のある人生を送りやすい傾向があります。
もともと、廉貞・破軍ともに激しい星であり、輝度が高い場合でも我が強く批判的になりやすいので、対人関係でのトラブルが起こりやすく、、、
さらに、廉貞星は桃花星(恋愛の星)でもあるので、恋愛面でもトラブルを起こしやすい性質を持ちます。(不倫、浮気、三角関係など)
破軍星は、とても子供っぽいところを持ち他人から意見されることを嫌ったり自分勝手に振る舞いやすいので、廉貞星との同宮は良い組み合わせとはいえません。
遷移宮にこの組み合わせで入ると、社会生活や対人関係で問題を抱えやすく孤独を抱きやすくなったり、
福徳宮に入ると、人付き合いが浅いうちは良くても深く仲良くなると人が離れたり、パートナーと意見があわなくなったり、精神的に不安定になりやすい傾向を持ちます。
命無星曜格で、第二の命宮の遷移宮が廉貞・破軍の身内がいますが、
人間関係に苦労し、メンタルも不安定になりがちで、少し心配です。
反骨精神があり、逆境に強い側面もあるので、自己を律しメンタルを安定するように鍛えることができたら、人生も安定すると思います。
あと、忠告は素直に聞いた方が良いと思うのですが、あまり素直に聞くタイプではないので、
その辺が問題なのになと感じることが多いです。
破軍はともかく、廉貞が良くない状態だと、感情を抑えることが難しく、利己的・自分勝手な行動をしやすかったり、
裏表があり嫉妬心を抱きやすく、批判的になりやすく、結果人が離れていくのですよね。
もちろん、廉貞星全てがこのような傾向ではありませんが、
破軍&廉貞の組み合わせを持つ方は、
忠告には素直に耳を傾け、自己を律し心を鍛えていくことを意識されると良いかなと
日本では生きづらそうだし海外の方がいっそ向いてるかもしれません
廉貞星については、短所を認めて直していくことがポイントかな。
紫微斗数の命盤は、こちらでも出せるので良かったらご覧くださいね。
ちなみに、廉貞星は誰もが持つ星なのでどこの宮にあるか調べてみるのも良いかなと。
なかなか判断が難しい星ではありますけどね
ではまた^^
いつもご覧くださりありがとうございます。
この後も素敵なお時間を。
明日香野