今日は、紫微斗数の専門書を読み返していましたニコ

 

ちょっと面白いなと思ったことをご紹介します。

 

紫微斗数では12宮あり、

それぞれの宮は、対宮(向かい側の宮)と対応しています。

 

「命宮」は「遷移宮」・・・「内面」と「外側」

裏の顔と表の顔。命宮が「素顔」だとすると、遷移宮は「社会での顔」といえます。

遷移宮が強いと、人間関係や社会での役割を意識することが多く、

職業でいうと、接客や営業、販売が得意な方が多いです。

 

 

「夫妻宮」と「官禄宮」は、「公私の対比」

恋人・配偶者と職場・団体・組織

結婚と仕事。

官禄宮に星が集中すると結婚より仕事を優先する生き方をされる方もいらっしゃいます。

 

「子女宮」と「田宅宮」は、「子どもと相続」

受け渡すものと受け継ぐもの。

 

「財帛宮」と「福徳宮」は「お金・物質」と「趣味・精神性」

目に見えるモノと、目に見えないモノの対比。

精神世界と物質世界。

 

「疾厄宮」と「父母宮」は、「外的要因と先天性」

後天的な病気と先天的な病気・体質

外からの影響(トラブル運)と親から受け継いだ遺伝的なもの。

 

このように対宮というのは、正反対の性質を持っていて、

天秤や振り子のように、どちらに比重を置いているのかよくわかります。

 

鑑定では、このバランスにも着目して分析していきます。

 

 

ちなみに、

最後の宮は「福徳宮」なのですが、この宮は精神世界や潜在意識を表すので、

西洋占星術の「魚座」に該当するのでは。。。と思います。

 

この世に生まれて、再び精神世界へ戻っていく。。

人生のサイクルもひとつの宇宙ですね。

 

「福徳宮」は、過去生を観る場合もあります。

魂の記憶、潜在意識の海のようなイメージです。

 

対して、この世の肉体の先祖については「田宅宮」でわかる場合があります。

田宅宮には「遺産」「先祖」「不動産」というテーマがあります。

 

「魂」と「肉体」

 

どちらにも、これまでのデータが蓄積されているのでしょう。

 

過去生まで垣間見ることができる紫微斗数という占術は奥が深く、

探求しても探求しても飽きることがありません。

 

命盤の読み方は、セオリーがあるものの鑑定士により様々です。

それは、それぞれの鑑定士の価値観や人生観が反映するからなのですが、

ご自分の価値観にあった鑑定士を選ばれることをお勧めします。

それぞれ得意分野も違いますし。。。

 

私がもしこれから紫微斗数のレッスンをすることがあれば、

命盤を読む上で気づいたポイントをお伝えしていきたいです。

レッスンを始めるのは何年先になるかはわかりませんが(笑)

 

自分がこの世を去った時に、

これからの未来へ役に立つものは、誰かに伝えていくのもいいなと最近思っておりますニコ

 

今の子どもたちが大人になった時、

今よりも「癒し」や「気づき」が必要になってくるのではないかな。

 

その時に紫微斗数は、役に立ってくれるハズです。

 

先人達が伝えてくれた「叡智」をリレーのようにつないでいくのも

私のお役目なのでしょう。

 

早くレッスンできるように精進いたします(笑)

 クローバー

 

 

いつもご覧いただきありがとうございます。

 

素敵な夜をお月様

 

明日香野