以前こちらの記事で→素敵な人生の課題☆鑑定のご感想
紫微斗数において最悪の凶星と呼ばれる「自化忌(じかき)」について少し書きましたが、、
「自化忌」は、「隠れた悪魔」とも呼ばれています。
ちなみに「自化禄(じかろく)」は「隠れた天使」です。
私の解釈ですが、
「自化科」は、「隠れた才能」
「自化権」は、「隠れたパワー」ととらえています。
「自化星」というのは、、普段は意識することが難しい隠れたところに存在しています。
「自化忌」が人間関係の宮に入れば、その宮に対応する関係の人たちとの間で見えない「トラブル」が存在します。
父母宮なら、「上司」などの目上の人、両親。
兄弟宮なら、近くの友人、兄弟。
夫妻宮なら、配偶者。etc。。
官禄宮なら、「職場の人間関係」で悩んだり、なかなか希望の仕事に就けず転職を繰り返すことも。。。
このように、「自化忌」は困った動きをする星なのですが、
自覚できない「自分の欠け」を意識することで、
トラブルを起こさないように気をつけることができたら、
その経験は、とても強い味方になると思います。
そうそう、ちなみに命宮に「自化禄」を持つことは、
一見良さそうなのですが、
「甘えが出て努力しない」ことにも繋がるので、
あまり良いとは言えません。
「扶け(たすけ)」があることは有難いことなのですが、
「サポート」があると油断してしまい思わぬ失敗に繋がることも。。。
「自化忌」を重要な宮に持つ方の方が、
ハングリー精神があり成功している方もいらっしゃいます。
「試練」や「逆境」が魂を磨いてくれるのです。
この間、たまたま梶原一騎さんのドキュメンタリーを観まして、
なかなか面白かったんですが(ハチャメチャでエネルギッシュな方って観察してしまいます笑)
梶原一騎さんは幼い頃に少年院に入れられたことが、後々の漫画の原作に活かされているんですね。
過酷な経験をあまさず血や肉に変えて、作品に昇華していらっしゃることに目を見張りました。
梶原一騎さんが「自化忌」持ちだとはわかりませんけどね
でも、命宮は「紫微・破軍」「紫微・七殺」っぽいかな。
「紫微星」の純粋に理想を追い求めるところと、
「破軍星」の既存の概念を壊し新たに世界を創ろうとする影の帝王のような一面と。。
かなりのコワモテですが、女性にたいする純粋な想いも垣間見えて
とても魅力的な方だったのだと思います。
ご自分の作品の登場人物の「タイガーマスク」を実際にプロデュースして試合をするなんて
架空の人物が現実になるって、とても夢を与えることですよね
最悪の凶星「自化忌」も使いようによっては、
爆発的なパワーを与えてくれるかもというお話でした。
反対に、どれだけ良い星を持っていても使わなければ
現実にその良さを実感することもないのだと思います。
「自化忌」がたくさんあっても落ち込まないでくださいね。
試練や逆境も克服すれば、その「乗り越えてきた経験」が心強いパートナーになってくれるハズです。
「自分の欠け」・・・自分ではわかりにくく制御しにくい困ったところを意識することは
開運のきっかけになります。
それこそが占術の存在意義だと思うのです。
クライアント様が自分らしく人生を歩まれることができるように
お手伝いさせていただけたら幸いです
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