紫微斗数には、化忌星という星がありまして
これが凶意の鋭い星で(凶意の鋭いとは、わかりやすく言えば当たりやすいという意味にとらえてください)この星を飛ばして様々なことをみていくのです。
星を飛ばすので、私が鑑定で扱う流派は飛星派(ひせいは)と呼ばれています。

鑑定を始めたばかりに書いた記事を読み返していたのですが、現在の解釈とかなり離れているなぁと感じました。



以下、引用

化忌は最悪の凶星と言われ、困難や挫折を司ります。化忌には失うという意味があるので、命宮に化忌をもつ人は失恋や失業に多く出会い悩み多い人生を送ります。

父母宮に入れば、先天的な問題を疾厄宮に入れば後天的なトラブルをみます。父母宮に入る場合、父親との関係に問題があるとも読めます。

財帛宮に入ると収入が不安定でお金の苦労がつきまといます。

遷移宮に入ると、外出先でのトラブルに遭いやすく第一印象が悪いので営業は不向きです。田宅宮に入ると離婚を経験する暗示があります。

 化忌が六親(命・兄弟・父母・夫妻・子女・奴僕)に入ると「欠」という現象が現れるので、例えば兄弟宮に入ると兄弟や親友に何らかの欠陥が生まれます。化忌が入る六親との金銭の貸し借りは避けたほうが良いでしょう。

 もともと命盤についている化忌のことを生年化忌と呼びます。化忌とは一つではなく、12宮全ての宮から飛ばして問題を明らかにしていきます。例えば、命宮から飛ばした化忌は命忌と呼び隠れた問題を見つけることができます。また、本宮から飛んだ化忌のことを自化忌と呼びます。自化忌は、自らの意思で失うという意があります。

 私の場合、兄弟宮に貪狼に自化忌があるので兄弟や身近な人との間で問題が起きる、特に遊び好きで奔放な人に注意するべきだと読めます。共同経営はNGです。
化忌は自分の弱点を見つけるのに有効です。弱点を意識し気をつけることによって、化忌の影響を消せなくても弱めることができます。気づかなかった欠点を意識することで解決法が見えてきます。

引用終わり

イヤイヤ(*_*)
文章が読みにくくて申し訳ないです。
恥ずかしい(^^;;

まず、命宮に化忌が入ると失業や失恋にあいやすいと書いてますが、関係する星によって化忌の凶作用が和らいだりなくなったりするので、一概には言えないです。
厄を解いてくれる星があるかで変わってきますし。命宮だけの星を観てそう言い切れないなぁと。
もちろん、化忌の凶作用はわかりやすく出やすいので軽視することはできませんが。。

鑑定をしていく中で気づいたことですが、化忌は凶星の側面と生まれる前から乗り越えようと決めてきた課題を表す場合があります。
魂の成長の為に自らに課した試練とも言いましょうか。

人生の中での辛いこと、離婚や失恋、親との確執も魂を磨く為に体験したいと願ってこの世に生まれたのではないでしょうか?

命盤によっては、運が悪いと言える星の配置もあります。
どんなに問題のない命盤でも、生まれた環境によっては罪を犯してしまうこともあるでしょう。

ただ、どんなことも自分で決めてこの世にやってきたのだと思います。

現在、辛い状況にいる方はどうか自暴自棄にならず自分を見つめる時間をとってくださいね。

石も人も傷があるからこそ美しいし、愛おしく思います。

それにしても、思ったよりかなりスピ系占い師になってたことにビックリしました(笑)

20代前半に沖縄の宮古島で購入したシルバーのマンタが出てきたので、磨いたら綺麗になりました(^_^*)
アーティスティックワイヤーでネジネジしたのは憧れのベラクルスアメジストです。
やっぱり、アメジストの中では一番の透明度です(^_^*)

ではまた。

明日香野