たあぼかめら -8ページ目

たあぼかめら

勝手きままに写真を撮っています。
撮影予定の変更は「毎度」の事。
好奇心がカメラ持って「放浪」してます。

札幌市交通資料館の建物内部へ入ります。

冷房が効いており

すずしい~

蒸し暑い日に「入場無料」で涼めます。

 

夏休み期間中なので、色々なイベントが予定されている模様です。

思ったより子供連れは少なく、逆に「私の様」な「その道のヲタク」が目立ちました。

 

屋内展示の「昔々」の路面電車。

見てのとおり「重要文化財」レベルの古さです。

 

内部を見てみましょう。

運転席は簡素です。

手前のハンドルは車止め用の手ブレーキでしょう。

 

他の路面電車の展示車両は屋外展示。

地下鉄の高架の下に置かれています。

冷房の効いた建物から外へ出ると・・・暑い・・・(-_-;)

 

まずは、路面ディーゼルカーのD1040形。

開業を急ぐため「非電化」で開業した路線用の車両です。

路面電車で「非電化」・・・強引ですが、当該路線は後日電化。

路面ディーゼルカーの多くは改造して「電車」になったそうです。

 

数年前まで「現役」だったM101。

運行最終日の姿を撮影に行きましたが、引退前日に「バタカレ」が「車を衝突」の事故発生。

路面電車が運行されている都市では、「バカタレ」が「車をぶつける」事故が後を絶ちません。

現時点で一番新しい路面電車である宇都宮でも、開業直後に事故っていました。

 

「現役」で運行中のM101です・・・今は静かに展示されています。

 

M100形ですが、札幌市電が市内交通の「メイン」だった時代、2両連結で運行されていたそうです。

「相棒」となる連結相手も保存されていました。

Tc1形です。

調べてみたら、モーターは内蔵されていましたがM100形から給電のため単独走行は不可。

車両間の移動もできないため、連結運転時は車掌が2名必要で、使い勝手が悪く短期間しか使用されなかった模様です。

 

札幌は積雪地。

軌道に積もった雪の除雪を行う除雪車も存在します。

廃車になった除雪車が保存されていました。

 

路面電車の除雪車は、竹で造られた「ササラ」を「ぶん回し」て除雪します。

通称「ササラ電車」。

ブラシの様に見えるのがササラです。

 

数年前、24時間で60cmの「豪雪」を「喰らった」時は、環状になっている路線をササラ電車が「徹夜でグルグル」して運行を続けたそうです。

 

明日は、札幌市交通資料館の地下鉄関連の展示を掲載します。