札幌市交通資料館の建物内部へ入ります。
冷房が効いており
すずしい~
蒸し暑い日に「入場無料」で涼めます。
夏休み期間中なので、色々なイベントが予定されている模様です。
思ったより子供連れは少なく、逆に「私の様」な「その道のヲタク」が目立ちました。
屋内展示の「昔々」の路面電車。
見てのとおり「重要文化財」レベルの古さです。
内部を見てみましょう。
運転席は簡素です。
手前のハンドルは車止め用の手ブレーキでしょう。
他の路面電車の展示車両は屋外展示。
地下鉄の高架の下に置かれています。
冷房の効いた建物から外へ出ると・・・暑い・・・(-_-;)
まずは、路面ディーゼルカーのD1040形。
開業を急ぐため「非電化」で開業した路線用の車両です。
路面電車で「非電化」・・・強引ですが、当該路線は後日電化。
路面ディーゼルカーの多くは改造して「電車」になったそうです。
数年前まで「現役」だったM101。
運行最終日の姿を撮影に行きましたが、引退前日に「バタカレ」が「車を衝突」の事故発生。
路面電車が運行されている都市では、「バカタレ」が「車をぶつける」事故が後を絶ちません。
現時点で一番新しい路面電車である宇都宮でも、開業直後に事故っていました。
「現役」で運行中のM101です・・・今は静かに展示されています。
M100形ですが、札幌市電が市内交通の「メイン」だった時代、2両連結で運行されていたそうです。
「相棒」となる連結相手も保存されていました。
Tc1形です。
調べてみたら、モーターは内蔵されていましたがM100形から給電のため単独走行は不可。
車両間の移動もできないため、連結運転時は車掌が2名必要で、使い勝手が悪く短期間しか使用されなかった模様です。
札幌は積雪地。
軌道に積もった雪の除雪を行う除雪車も存在します。
廃車になった除雪車が保存されていました。
路面電車の除雪車は、竹で造られた「ササラ」を「ぶん回し」て除雪します。
通称「ササラ電車」。
ブラシの様に見えるのがササラです。
数年前、24時間で60cmの「豪雪」を「喰らった」時は、環状になっている路線をササラ電車が「徹夜でグルグル」して運行を続けたそうです。
明日は、札幌市交通資料館の地下鉄関連の展示を掲載します。