札幌市交通資料館の続きです。
現在の札幌市内の交通は、地下鉄がメインです。
屋内展示は模型と写真だけ。
他に運転シミュレーターがありましたが・・・子供に大人気。
なかなか空かないので「遊ぶ」のは断念しました。
過去の車両から現在の車両まで、写真が展示されていました。
この写真は、南北線で現在運航されている5000形です。
屋外展示も見てみましょう・・・暑いけど。
この「無骨」な車両は、ゴムタイヤ式車両の開発で使用された試験車両のすずかけ。
貨車の様な姿ですが、試験用の重しを載せるため、この様な姿になったそうです。
札幌の地下鉄は「オールゴムタイヤ式」の特殊な走行装置です(パリのメトロはゴムタイヤ+鉄車輪)。
横向きのタイヤで軌道中央の案内軌条を挟んでいます。
車体重量を支えるタイヤはダブルタイヤ。
営業中の車両だと走行装置は見えない(ホームドア設置後はほとんど見えなくなった)ですが、この試験車両なら良く判ります。
南北線の最初の車両1000形。
量産車の2000形に「混ざって」運行されていました。
高架下の余裕が無い場所に置かれているので、撮影しにくいです。
「電車」としては「異常に窓がデカい」です。
車体幅は3.1m、東京メトロ車両の2.8mに比べ30cmも広いです。
東京で初めて地下鉄に乗った時は「狭さ」&「混雑」で圧迫感を感じました。
では札幌市交通資料館から帰り。
自衛隊前駅は高架駅。
札幌の地下鉄の地上部は雪対策でスノーシェルターに覆われています。
夏なので、駅もスノーシェルターも窓が全開。
そして、電車の窓も全開。
札幌の地下鉄は、車両も駅も冷房なし。
真夏日の「熱風」が開け放たれた窓から入り放題。
真夏の札幌の地下鉄はくそ暑い
特に地上の高架部分は過酷な状態です。
駅員さん・・・汗ダラダラでした・・・職場としての環境は・・・宜しくない。
観光で札幌を訪れる皆様、地下鉄に乗車する場合はご覚悟下さい。
地球温暖化の影響で、北海道でも夏は異常熱波。
出歩く気力は「ほぼ」なし。
なので、涼しくなるまでブログも途切れがちになりそうです。