DEEPに石狩 vol.58 初夏の石狩川河口 | たあぼかめら

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勝手きままに写真を撮っています。
撮影予定の変更は「毎度」の事。
好奇心がカメラ持って「放浪」してます。

一年振りに石狩川の河口へ「出没」です。

休日&好天だったので「そこそこ」人出はありました。

レストハウス前の駐車場は満車。

堤防横の駐車場は「ギリギリ」舗装されたエリアが空いていたので、なんとか駐車できました。

車を停めて灯台の方へ。

遊歩道の入り口にエゾスカシユリが満開でした。

 

しかし・・・このエゾスカシユリ「微妙」な場所に咲いています。

石狩灯台に来たので、灯台をバックにエゾスカシユリ・・・写しにくい場所に咲きやがって・・・

【注意】カメラマンとしての「腕の未熟さ」を棚に上げた発言です

 

では、砂丘の中の遊歩道を進みます。

過酷な環境の影響で「地を這う」姿のハマナス、咲き誇っていました。

 

振り返って石狩灯台。

 

日本海は・・・青い \(^o^)/

 

遊歩道の終点まで来ました。

 

若干歩きにくいですが、遊歩道の終点から先は川に沿った道路を進みます。

 

小さな実をつけているのは山ぶどうですかね。

 

エゾスカシユリが咲いている場所に「珍しく看板」が出ていたので「何だ?」と思ったら

ドクガに注意!!

はい・・・注意しましょう。

 

石狩灯台が建つ場所から2Km、現在の石狩川河口です。

石狩灯台が建設された時は、灯台の場所が河口だったそうです。

数年前、河口の砂浜が50m近く浸食されていました。

写真で右側の「砂」の部分がそっくり無くなり、左側の緑の部分だけになっていました。

 

2024年の石狩川河口です。

時々、嵐の大波で河口の姿が変わります。

 

砂浜の状態は「ほぼ」元に戻っています。

しかし、浸食で流された箇所は、沢山の海浜植物が育っていました。

今はわずかな海浜植物だけの状態。

 

浸食される前の砂浜には、ハマボウフウの群生地でした。

(2019年撮影)

 

自然環境が過酷なこの場所。

定期的に訪問し、植物の「回復」を見守りたいと思っています。