小樽市祝津の恵美須神社の近くは、祝津漁港。
境内から良く見えます。
この地は江戸時代から漁業で栄えた場所です。
かつて、北海道の日本海沿岸は、ニシン漁で栄えました。
今も、ニシン漁で栄えた時代の建物が数多く残ります。
恵美須神社に隣接して、ニシン漁の番屋だった茨木家中出張番屋が建っています。
神社の参拝後、茨木家中出張番屋へ。
ん?閉まっている・・・今年の営業は終わっていました。
来年出直します(-_-;)
茨木家中出張番屋の看板の下に、なにやらプレートが貼られています。
都市景観賞のプレートでした。
茨木家中出張番屋の横には「にしん街道」の柱が建っています。
北海道沿岸のニシンは、消えました。
海沿いの漁村に、鰊御殿や番屋が歴史の記憶として残っているだけでした。
しかし、近年になってニシンが復活しているらしいです。
ニュースで、群来(沿岸でのニシンの産卵により海面が乳白色になる現象)が毎年報道されています。
祖父がニシンの網本だったので、ニシンが復活したら嬉しい事になります。
【注意】ニシンの網本だった祖父は、稼ぎを「全て飲んでしまった」ため、鰊御殿は残していません