石狩八幡神社の創建は、安政5年(1858年)。
第11代将軍、徳川家斉の時代です。
箱館総社八幡宮(函館八幡宮)の末社として建てられました。
創建時は、別の場所に建てられ、明治7年(1874年)に現在地へ移動との事。
鳥居を反対側から見た所。
草が茂っている箇所は、石狩川の堤防です。
神社は、石狩川河口の近くです。
鳥居に刻まれた年号を見ると、文化十年(1813年)とあります。
石狩八幡神社の創建が安政5年(1858年)なので、神社より鳥居が古い!?
現在石狩八幡神社が建っている場所は、石狩弁天社が建っていた場所でした。
石狩弁天社の創建は、元禄7年(1694年)です。
恐らく、石狩弁天社の移転後、「居抜き」で石狩八幡神社が移転と思われます。
社殿は、明治34年頃に新築。
ほどよい「風格」の建物です。
拝殿の扁額は「八幡宮」。
函館八幡宮の末社として建てられた為、「八幡宮」と思われます。
境内を「うろうろ」します。
まずは、狛犬です。
一部の文字が消された石碑。
何があったのでしょう。
こちらの石碑は、風化で文字があまり判別できません。
一番上に「大禮記念」とあります。
江戸時代から栄えた港町の神社、この先も続きます。