逗子市 延命寺 | たあぼかめら

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勝手きままに写真を撮っています。
撮影予定の変更は「毎度」の事。
好奇心がカメラ持って「放浪」してます。

鎌倉市の隣、逗子市。

「逗子」の地名の由来となったお寺が延命寺、別名逗子大師です。

真言宗のお寺で、場所はJR逗子駅/京急新逗子駅の近くです。

 

平安時代、弘法大師がこの延命寺を訪れ、延命地蔵の厨子(ずし)を設置したそうです。

それ以来、この地が「逗子」と呼ばれる様になったとの事(他に諸説あり)。

創建は、奈良時代。

行基が延命地蔵尊を安置したことが始まりだそうです。

弘法大師に行基・・・日本仏教の「スーパースター」が、当たり前の様に登場のお寺です。

 

境内は、全体的に「すっきり」しています。

湘南七福神の一つ、厨子弁才天がありました。

 

室町時代、三浦半島は三浦氏が支配。

しかし北条早雲に攻められて三浦氏は滅亡。

三浦氏と北条早雲が激突した時に戦死した、三浦道香と家臣のお墓が境内に建っています。

 

鎌倉時代、この延命寺は三浦氏の祈願寺として栄えました。

三浦氏の滅亡後は、北条氏の保護を受けたとの事。

今は、物言わぬ歴史の証人が、ひっそりと境内にたたずんでいます。