2019/1/14(月) 午後 6:37
阿蘇カルデラの南部に広がる凹地、南郷谷。
(阿蘇山中央火口丘の南に広がる火口原。面積約 23km2。高森町と南阿蘇村に属する)
しぶんぎ座流星群の観察場所をあとにして、南外輪山の高台から見下ろして日の出を待ちました。
東の空は明みを増していましたが、”お盆”の中はまだ暗い。
散在するする町の灯り、曲がりくねる一筋の雲が漂ってました。
祖母山の頂き、シルエットがくっきりと、
薄い雲々がもうじき顔を出す朝陽に照らされて、
高森峠あたりが光りだしました。農園ビニールハウスに反射しました。
外輪山、反対斜面が赤く染まる。
南郷谷の空気が朝焼けしていきました。
冷え切っている谷が、温かみのある色に変わっていった瞬間。
所どころに立ち上る小さな白雲も色づいて、
地上には霜が一面降りており、幾つかの木には霧氷があり白い樹形を見せてくれてました。
おそらく気温は氷点下数度、寒い中人の生活があります。
囀りが聞こえ目を向けると、ホオジロ。
ススキの穂の一つをちぎって食べていました。ススキも食べるとは意外!?
そして、ススキの茎一本でもホオジロは留まることができるんだ!?、その身の軽さが伺い知れるようです。
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