大学の授業も再開した。
今日は卒業論文の訂正というか最終確認の日であった。
卒業論文提出シーズンだからか、大学のパソコンルームは混んでいた。
ゼミの教室に入ると個人指導体制に変わってから会っていなかったゼミメンバーと
久しぶりに顔を合わせることになった。
ゼミメンバーは相変わらず哲学的な会話を楽しむ
よくわからないメンバーだったが、いやな人たちでは決してなかった。
卒業論文最終確認と言うからには、1から全部読み上げるくらいを覚悟していたけれど、
そんなことはなく、質問ある?、に対して質問するだけで終わってしまった。
印刷したのに、あまり意味がなかったということになる……。
その後の授業にも出席し、
電車を乗り継いで、団体の後輩スタッフのもとへ辿り着いた。
今日はこの後輩と飲むことになっていた。
といっても最終的にお酒はいっぱいだけだったけれど。
後輩は現在2回生だ。
今度は3回生になるとはいえ、まだまだ先は長い。
こうなると中々話したいことも沢山あった。
どうやったら彼女らの代もうまくいくようになるか。
正直なところそれは大体自主性に任される部分で会って本来ならば
ぼくがどうこういうものではない。
面談じみたことをしてしまったが、
笑いありのいい時間になった。
しかしながら全く別の件で
僕は気が重くなっていた。
大阪をもうすぐたたなければならない。
そのためにひとつだけ、どうしても解決しなければならないことが
僕にはまだ、残っている。
それが心を重くしている。