5月の雨の日 5/24 | no title

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高をくくる



起きたが起きづらくなり眠った。
暑くなってきて、絡み付くような布団の生地にイライラした。

一昨日から妙に気分の浮き沈みが激しい。一気に盛り上がり、一気に落ち込む。躁鬱のような状態。

もしかしたら鬱と、何度となく思ったが、まだ人と会話できる僕はそこまでもいけてはいないのだろう。

それでも就職活動はキャンセルしてしまった。仕方なく、いや、やりたくて団体のパンフレット・Tシャツのデザインを作成する。

結局僕はこれしか能がないのだろうか。そろそろ新しい何かに挑戦すべきだと自分では思う。

今日は4回生の集まりがあった。こうして集まる機会ももう残り少ないのだ。大切にしたい。

果たして僕は発表を行うのか。
前回僕は「直接的に関わることはないだろう」と思った。
今の心情としては半分半分である。

今の運営に任せたとしても舞台はあまり大きくはないだろう。舞台は発表にみあったものである必要があると個人的には思っていた。

しかし、一方で団体を愛しているなら規模なんて関係ない。学園祭という1つの目標にみんなで向かいたいという気持ちもある。

傲慢な僕と、綺麗な僕がせめぎあう。

なにも期待しないことは簡単だ。しかし、それは、完全なる絶望を意味する。「栄えるのも滅びるのも勝手にしろ」と思った。あまりにもそれが悲しい。やっぱりそんなことは出来ないと思ってしまう。

僕の心は荒れていた。
色々なバランスがとれなくなっていた。自分の恋人との縁を別ち、布団に転がり、それでも癖で何かを考え続ける。考えることを止めることは僕にはできない。

だからやることが欲しい。
自分が好きな、自分のしたいことが欲しい。誰かと話したい。誰かに話して欲しい。でも誰でも良いわけではない。

なぜここまで不完全な人間なのか。もっと良質な人間でいたかった。