精神的に疲弊していることを「病んでいる」と表現することがある。
精神病を患うというイメージなのだろう。
昨日の夜は涙が止まらなかった。朝は疲れていた。
僕は昼の会議の為に10時に家を出た。
空は灰色で、地面に溜まった水たまりが雨を予感させていた。
12時にBOXに着く。
会議を終える。
僕は病んでいた。
度重なる苦悩に加えて人間関係の激変。
胃が痛くなった。ここまでの症状は高校三年の時以来だが、
まぁ、あの時は慢性的に胃が痛かったので、今よりはましだろう。
四限目には授業があった。
友人とLINEをしていたが、友人に思いのたけをぶつけられてしまう。
それも僕が結局は悪いのだろう。しかし、LINEというのは不便だ。
文字だけだから、というのもあるし、好きな時に会話を打ち切ることが出来るというのもある。
僕は先輩のことを友達だといった。
僕は友達のつもりだった。
いつからかおかしくなっていた。
友人はそれを訝しんだのだろう。
結果的に僕は更に精神的なダメージを蓄積することになった。
苦しい。病みにダメージが重なっていくような感覚。
いっそ、死んでしまいたいとおもう。
生を誰からも求められていないとおもう。
しかし、以前から「自分がここに至るまでに消費されたお金・時間」「死ぬことで必要な費用」「僅かな悲しむであろう人々」の存在が僕のそんな行動を引き留める。
病んでいる。
病んでいるんだけど。
僕はあと10日で団体の代表を終えるのだ。
それまでは責任がある。
僕は病んでいる場合ではないのだ。
僕はみんなを支える為の、柱としての代表なのだから。