— 魂と仏の不思議なご縁
真央「ねえまほろ、不思議な話なんだけどさ…最近、やたらと“地蔵菩薩”の像に出会うの。お寺に行っても、道端でも、写真でも。なんでだろう?」
まほろ「うん、それは“呼ばれてる”ってことかもしれないね。仏像って、ただの偶然じゃなくて、“魂の契約”によって導かれることがあるんだよ。」
■ “呼ばれる”感覚は魂のサイン
真央「魂の契約…? そんなの本当にあるの?」
まほろ「あると思う。たとえば、ある仏さまの前で突然涙が出てきたり、名前を聞いただけで気になったりすることってない?」
真央「あるある!観音さまの前に立つと、なぜか安心して涙が出そうになる。」
まほろ「それが、“魂の記憶”が反応してる瞬間なんだよ。私たちの魂は、過去生でもさまざまな仏と関わってきてる。つまり、かつて祈った相手、救われた存在に、今世でもまた“呼ばれてる”可能性があるんだ。」
■ なぜ“特定の仏”に惹かれるのか?
真央「でも、たくさん仏さまがいるのに、どうして“この仏さまだけ”って感じることがあるの?」
まほろ「それは、その仏さまが“今のあなたに必要なエネルギー”を持ってるから。たとえば、悩みの多い時期に不動明王に惹かれる人は、“ブレずに進む力”を求めているのかもしれない。」
真央「じゃあ、私は最近“慈悲”を求めてるのかな…?」
まほろ「そうだね。心の状態や魂の課題に応じて、自然と縁のある仏と繋がっていく。それが“魂の契約”の正体だと、私は思ってるよ。」
■ 仏像との再会は“目覚め”のタイミング
真央「じゃあさ、もしその仏さまに呼ばれてるなら、どうすればいいの?」
まほろ「特別なことをしなくてもいいよ。ただ、その仏像に手を合わせて、静かに“ありがとう”って言ってみて。そこから、何かが動き出すこともある。」
真央「なんか、やさしいね。無理に祈らなくても、繋がってるって感じがする。」
まほろ「うん。ご縁って、強制じゃなくて共鳴なんだ。たとえ信仰がなかったとしても、“なぜか惹かれる”なら、それは魂が覚えてるご縁の証拠かもしれないよ。」
■ あなたに“呼びかけている仏”は?
どの仏像を見て「懐かしい」と感じましたか?
どの仏の名前が、妙に気になりますか?
それは、あなたの魂がかつて出会い、救われた存在かもしれません。
そして今また、あなたを見守ろうとしてくれているのです。
真央「ちょっと不思議だけど、次にどんな仏像に出会うか楽しみになってきた!」
まほろ「それが“魂の契約”の面白さだよ。目には見えなくても、ちゃんと導かれてるんだ。」