《ハウス・オブ・ヘル》 第5話 閉じ込められた!? | TAKAYAN'S ROOM

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私に用意された寝室は広い部屋とは言えなかった。
けれど、部屋に置かれた巨大な鏡のせいで、かなり奥行きがあるように見えた。
ベッドには糊の利いた白いシーツが掛けられ、暖炉の中では火が赤々と燃えている。
私は暖炉の前に座り込んで、体を暖めることにした。
仮装パーティーから抜け出したことをキャサリンたちは知らないはずだ。
きっと心配しているだろう。でも、電話が使えないとなれば、今の私にはどうしようもないわ。
濡れた服を脱いで、ベッドに潜り込もうか? いや、その前にお手洗いへ行っておこう。
私は扉を開けて、寝室から出ようとした。

☆ガチャッ★ ★ガチャッ☆

取っ手が回らない。外から鍵が掛けられている! いったい何のために…?
それはわからないけど、危険な状況であることは確かだ。
こうなったら、扉を壊してでも出てやるわ。私は扉に体当たりした。
ここでサイコロを二つ振る。出目は『2+6=8』で、私の原技術点未満だ。

★ドカッ☆

すごい音がしたけど、扉は開かない。それどころか、肩を痛めてしまった。
(体力点-2、18→16)

私の力では、この扉を破るのは無理… はっ…!

スタ… スタ…

足音だ! こんな時間に誰だろう? まさか私の部屋へ来たりしないよね…?







嫌な予感は当たった。私の部屋の前で足音が止まったかと思うと…

☆カチャリ★

誰かが鍵で扉を開ける音がした。急いで決断しなくちゃ!

・ベッドに潜り込んで、寝ているふりをする

・扉の後ろに隠れて、入ってくる誰かの不意を突く

私は素早く扉の後ろに隠れた。


★ステータス

技術点 11(戦うときは-3)/11

体力点 16/18

運点 9/9

恐怖点 0/10