国際版 少年少女世界文学全集⑥ 《家なき子》 | TAKAYAN'S ROOM

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主に本を楽しんでいます。
読みにくい場合はPC版で閲覧してください。

少年少女世界文学全集の第6巻です。




これも有名な作品ですよね。




では、読んでみることにします。




フランスのシャバノンという貧しい村で、ルミ(この物語の主人公)は暮らしていました。




しかし、ルミのおかあさんは本当の母ではなかったのです。



ある日、ジェロームという男がルミの家にやってきました。

そしてルミの運命は大きく変わることになります。




ルミは家を追い出され、ピタリスという老人と旅をすることになりました。




ピタリス老人は決してお金持ちではありません。
そこで動物たちのお芝居を披露して、見物人からお金をもらって生活しているのです。
もちろん、ルミもお芝居を学ばなければなりませんでした。



ところが、ある日のことです。
いつものように路上でお芝居をやっていると、警官がルミたちに注意します。
自分の愛犬たちを侮辱され、ピタリス老人は警官を殴ってしまいます。
そして牢屋へ入れられてしまうのでした。ルミは一人ぼっちになりました。



ルミ『よし、他の場所でお芝居をして食費を稼ぐぞ』

ルミは動物たちを連れて、別の町へ向かいます。
今日のパンを買うお金すらありませんからね。



一休みして岸辺でハーブを引いていると、一隻の船が…



ルミは船に乗せてもらいました。そして少しだけ幸せな時間を過ごします。




しかし、いつまでも厄介になっているわけにはいきません。
ピタリス老人が釈放されるので、迎えに行かなければならないのです。



さあ、また過酷な旅が始まります。



必死にお芝居をして、お金を稼ぐルミ…



本当のおかあさんはどこに…?



腹黒い大人の魔の手が純粋な少年を襲います。

ルミに幸せの訪れる日は来るのでしょうか。