国際版 少年少女世界文学全集① 《ピノッキオの冒険》 | TAKAYAN'S ROOM

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読みにくい場合はPC版で閲覧してください。

少年少女世界文学全集の第1巻です。




主人公は木の人形です。




では、読んでみるとしましょう。




誤植があったようですが、ちゃんと修正用のシールが付いています。




ジェペット老人は木を削って人形を作ることにします。

しかし、その最中に人形の目が開いたり、鼻が伸びてきたり… 何とも不思議な木の棒です。




さあ、完成です。ジェペット老人は人形にピノッキオと名付けました。




ピノッキオを学校へ行かせるために、老人は自分の上着を売って教科書を買ってやりました。

ピノッキオは感激して、『いい子になってみせる』と言います。




学校へ向かっていると、芝居の行われている小屋がありました。大勢の見物客がいます。

ピノッキオも芝居を見たくなりました。しかし、それにはお金が必要です。

そこでピノッキオは教科書を売ってしまいます!




ピノッキオは小屋の中で災難に見舞われますが、何とか抜け出してきました。
嬉しいことに、人形使いは金貨を五枚もくれました。
ところが、その金貨を意地悪なキツネと猫が狙っています。



その日の夜、正体不明の追い剥ぎに捕まり、ピノッキオは木に吊るされてしまいます。
しかし、金貨は取られずに済みました(口の中に隠していたのです)



そんなピノッキオを救ってくれたのは…



美しい仙女様でした。



仙女様『ピノッキオ、金貨はどこにあるの? ジェペットさんにあげるんでしょ』

ピノッキオ『お、落としてしまいました。あれ!?』

本当のことを言わないと、ピノッキオの鼻は伸びてしまうのです。



ピノッキオは仙女様が大好きになりました。
そして再び学校へ通うことにします。本当の人間になるために…



ところが、またしても悪魔の誘惑が… 永遠に遊んで暮らせる国があるそうです。
迷った挙げ句、ピノッキオは行ってみることにしました。
もちろん、そんなうまい話があるわけがありません。



ピノッキオは海に落とされ、サメに飲み込まれてしまうのでした。
彼は人間になることができるのでしょうか。


ミステリーや伝記などに食傷気味になったら、読んでみるのもいいでしょう。