2009年に株式会社ホビージャパンから刊行されたゲームブックです。

スティーブ=ジャクソン(イギリス)の《House Of Hell》の日本語版です。
1986年に社会思想社から刊行された《地獄の館》です。
こちらも《House Of Hell》の日本語版です。
ゲームのシステムやパラグラフの構成は全く同じなのですが、
イラストが違うだけで印象が変わります。
この物語の主人公は女子高生(イギリスに留学中)のマキ=ヒイラギです。
彼女はタクシーに乗っていましたが、いつの間にか眠ってしまいます。目を覚ますと、タクシーは見知らぬ場所に放置されていました。
どういうわけか運転手の姿が見当たりません。
外は大雨だというのに、どこへ行ったのでしょう…?
彼は何か考えがあって、ここへ私を連れてきたのよ。
嫌な予感がする。早く逃げないと…!
マキは慌ててタクシーから降りると、暗い道を走り出します。
小さな明かりを頼りに進んでいくと、古びた館がありました。
ちゃんと人が住んでいるようです。
館の伯爵は快くマキを中に入れてくれました。
おいしい夕食まで頂いて、幸せな気分♪
食事の後、寝室に案内されましたが、館の人たちの様子が変です。
別の部屋に入った途端、白髪の男が襲ってきました!
この館に住んでいるのは人間だけではないのでしょうか?
マキの下着は白ではないようです。
地下では奇妙な儀式が行われています。
拷問部屋に迷い込んでしまったマキ…
実を言うと、二冊持っているんですよね。
原作の完成度が高いので、こういうアレンジでも楽しく読めます。
定価未満で買えたのは幸運でした。














