全国の公立小中高校の教職員が加入する「公立学校共済組

合」の2023年度調査で、医師による面接が必要な「高

ストレス」の教職員が過去最高の11・7%に上ったこと

が27日、わかった。事務的な業務量や保護者への対応が

ストレスの要因になっている。

共済組合は16年度から労働安全衛生法に基づく「ストレ

スチェック」を実施している。昨年度は約32万人の教職

員が受検した。高ストレス者の割合は、調査を開始した1

6年度(8・9%)以降、コロナ禍で休校が続くなどした

20年度を除き、毎年上昇している。中学、高校の教職員

にストレスを感じる割合が高く、30~40歳代が多い。

 

★国の管轄下にある職場ほど精神論と人出不足が顕著にな

る。やりがい搾取、定額働かせ放題とも呼ばれる。こうあ

るべきという理想論を実現できるだけの人員配置がない。

看護・介護・保育なども含まれる。