私的整理の一種「事業再生ADR」で経営再建を目指す
山形屋(鹿児島市)をはじめ、百貨店事業は地方を中心に
苦境に立たされている。今年1月、島根県で唯一の「一畑
百貨店」が65年の歴史に幕を下ろした。20年以上ハン
ドルを握る男性運転手は「一畑百貨店が閉店して明らかに
駅前の活気がなくなった。買い物帰りの客もいなくなり痛
手。続けてほしかった」と明かす。専門学校生の福田杷愛
萌(はあも)さん(19)は「百貨店にはほとんど行った
ことがない。洋服や化粧品はもっぱらイオンか通販」。西
田奈美さん(19)も「寂しいとは思うが、閉店しても困
ってはいない」と漏らす。
★若い人が行かなくなれば百貨店は終わっている。俺のよ
うなジジイでも、百貨店にはほとんど行かない、何も買わ
ない。これも時代だ。時代には勝てないということ。