私はまず、大勢の人を対象にアンケートを実施して、その

人たちの幸福度を測定し、幸福度のグラフを作った。

【ハピネスチャート】
平均よりはるかに幸せ → 2パーセンター
ほとんどの人は大抵 → まったくもって問題なし

ガス欠状態 → ネガティブ
警報ベル → 危険ゾーン

私は研究の中で、このネガティブ層から抜け出せない人たち

を“物憂げな集団”と呼んでいる。でも、この人たちには、デ

ィメンター(幸福を吸い取る化物)、エナジー・バンパイア

(エネルギーの吸血鬼)、ムードフーバー(幸福を吸い取る

掃除機)、ドレイン(幸福の排出口)という他の呼び名もあ

るようだ。

個人的に私は、幸福度チャートの一番下の層には住みたくな

いと思っているので、その逆の一番上の層にいる少数の人た

ちに目を向けた。この層は非常に人数が少ないことから、“2

パーセンター”(2%の人たち)と呼んでいる。この人たちは

ネガティブ層の人たちに比べて幸福度が30%、活力レベルが

40%も高い。2パーセンターは放熱器のような存在だ。自分

自身が幸せで、繫栄を続ける少数派。平均値からいい意味で

大きく外れ、純粋に最高の人生を生きている。

 

★この2%ゾーンを目指そう。