アメリカの子供においては、メンタルヘルスを優先させ
るべきだと主張されていて、多くの学校がメンタルヘル
スに関する理由で学校を欠席することを許可する法案を
導入している。『ニューヨーク・タイムズ』誌では、多
くの州が精神的・身体的な健康に関わる理由で、生徒の
学校欠席を許可する新法案が活用されていると報じてい
る。この法案は既にアリゾナ州、コロラド州、コネチカ
ット州、イリノイ州、メイン州、ネバダ州、オレゴン州、
バージニア州で実施されていて、直近ではユタ州で、学
校を休む「正当な理由」に「精神的あるいは身体的な不
調」が含まれることが決定した。
メンタルヘルスデーは、現状その過ごし方や明確な定義
がなく、曖昧な領域であると考える人もいるが、基本的
には一度リセットして、普段の生活から一休みする日を
提供するもの。大人にとってもメンタルヘルスデーは極
めて重要。喪失感を味わったとき、別れにひどく動揺し
ているとき、あるいは単に疲れ切ってしまったとき。誰
にジャッジされることもなく、1日だけでも再調整する
ための休日を持つことは、驚くほど効果があるという。
★不登校もメンタルヘルスから見るべきで、障害として
判断すべきものじゃない。