近年、シニア婚活をスタートさせる人が多い。 そこには、
平均寿命が延びたことや、熟年離婚が増えていることが背
景にある。人生120年時代といわれるようになった昨今、
50代、60代ではまだ半分の人生が残っている。その時間
をパートナーと過ごしたいと思う人が増えたのだろう。離
婚して1人になってみると男女ともに、“独身はやっぱり寂
しい”と思い、再婚を考えるようになる。 また、先行き不
安な時代なのに、平均寿命は延びる一方だ。そうなると50
代以上の初婚者も、「1人で歳を取っていくぐらいなら、パ
ートナーがいたほうがいい」と考えるようになる。 こうし
て、シニア婚活が盛んになっていく。 お見合いの席で、い
きなりお金の話をする男性は、50代後半、60代のシニアに
多い。「ティーラウンジで会うなり、ナフタリンの臭いが鼻
をついたんです。おそらくタンスに吊るしてあったスーツを、
お見合いのために朝ひっぱり出してきたんじゃないでしょう
か」離婚の場合、自分を正当化し、別れた相手だけを痛烈に
批判するのも聞いている側は心地よいものではない。シニア
の婚活に大切なことは、お互いを許容し合い、認め合える広
い心と優しさを持つことなのだ。
★俺は奥さんがいるので婚活はできないが、もし一人なら婚活
しているだろう。