東京慈恵会医科大の研究グループは24日までに、水虫と、
皮膚がんの一種である足の裏の「メラノーマ」の発生に相
関が認められたと発表した。これまで足裏のがん発生には
物理的な刺激が関わっていると想定されていたが、感染症
である水虫との関連が初めて示された。研究では、日本人
のメラノーマ患者30人とそれ以外の皮膚病患者84人を調査。
足裏を顕微鏡で調べた結果、メラノーマのグループは60%、
非メラノーマは29.8%が水虫に罹患(りかん)していた。
解析の結果、水虫がメラノーマの発生に関与している可能性
が示されたという。
★高齢者には水虫が多い。血流が滞り足の指の毛細血管のとこ
ろまで免疫細胞を送り込めないためだ。免疫がないから腐るか
癌化する。