腸内細菌は,ヒトが進化の段階で獲得で きなかったエネル
ギー摂取(消化)に関わる酵 素を備えており,ヒトは腸内
細菌を利用して食 物からエネルギーを獲得している.腸内
細菌に より小腸のブドウ糖吸収があがるだけでなく, 食物
繊維を嫌気的に発酵して酢酸,プロピオン 酸,酪酸などの
短鎖脂肪酸の産生がもたらされ,これらが吸収されてエネル
ギーとして利用され る.短鎖脂肪酸は,上皮細胞の増殖や
粘液分泌 機能,水やミネラルの吸収のためのエネルギー と
して利用される.
https://www.jstage.jst.go.jp/article/naika/104/1/104_29/_pdf
肝臓は約1200グラム、脳は約1300グラムですが腸内細菌は
1500グラム以上あります。
そしてこの腸内細菌が各臓器をコントロールしているのです。
もう少し強い言葉でいえば「支配」していることになります。
腸内細菌をよくするあるいは悪くするのは食材です。肝臓病
、心臓病より腸内細菌病にかかると致命的。