食べ残しはもったいないし、廃棄食材にもなる。つくっ
た人にも失礼だ。不味いので余ったのではなく満腹がき
てしまう場合もある。
そういう時に店員にお願いするのが「ドギーバッグ」だ。
残した分は家の愛犬に食べさせる、という意味だろう。
米国のレストランでは料理の量が多いから食べきれない
ので、ほぼこのドギーバッグに入れて持って帰ることに
なる。形状はハンバーガーを入れる紙製の箱で、持ち帰
る量によって2種類ぐらいあった。家に帰ってからのお
やつだ。
日本ではこれがない。テイクアウトはあるのに、食べ残
しのテイクアウトがない。外国人は価格にもシビアだし、
カッコつけていない。もちろん持ち帰ってからの劣化や
食中毒などは持ち帰った人の責任だ。またそんなクレー
ムを入れる人もいないだろう。