日本の水道水には、殺菌のための塩素が含まれています。

塩素は、大腸菌を0.1ppm(1ℓに0.1mgの塩素が入った

状態)で15分、0.2ppmなら一瞬で死滅させるとされてお

り、その濃度が高くなればなるほど、人体にも深刻な影響

を与えます。日本の水道水の塩素濃度基準は、家庭の蛇口

で0.1ppm以上であることとされていますが、問題は上限

がないことです。塩素はほかの分子と結合しやすく、人工

的に酸素と結合すると、次亜塩素酸となります。

これは消毒剤であり、漂白剤として使用されているもので

す。また、メタンなど水中の有機物と反応すると、トリハ

ロメタンとなります。これは、発がん性物質として知られ、

催奇形性(妊娠中の女性が服用したときに胎児に奇形がお

こる危険性)もあります。喘息)、動脈硬化(心筋梗塞、

脳梗塞)、がん、奇形などが報告されています。皮膚の常

在菌がダメージを受け、バリア機能が破綻する塩素は、25

度でガス化し、拡散するため、飲み水としての害以上に、

密閉した浴室での害が大きいとされています。

 

★上限がないからいくら濃度を濃くしても法律違反とはなら

ない。濃度を濃くするための理由はいくらでも付けられる。