今世の幸不幸は前世、前前世の因果と関係している。そ

の時点での現世の罪やいい加減さが翌世に関係してくる。

前世のプロジェクターがあるとしたら、そしてそれを見

たらなるほどと納得するだろう。こりゃ仕方がないぞと。

ここから導き出される教訓は一つ。現世を善で生きる、

ということだ。そうしないと来世は因果でその逆反応を

モロにかぶってしまう。また、幽界・霊界での生活が反

省ばかりになってしまう。

幸福な人生は前世における生活の賜物だ。じっくり味わ

いつつさらなる善や正義を目指せばいい。

難しくてよく分からん、という人は質素に暮らせばいい。

身の回りすべてに感謝すればなおいい。

これで現世、来世における最低限、あるいは平均の幸福

は実現できる。

これは宗教ではなく現世と来世、前世における物理法則

なのである。科学でもある。死んで地獄はないが来世の

不幸があるシステムだ。愛される人はそういうカラクリ

で生まれている。