廃用症候群の原因には、活動量の低下が挙げられます。
例えば、ケガや病気、加齢で寝たきり状態になると筋活動
量が低下します。廃用症候群の症状が出ることで、さらに
活動量は下がり状態が悪化するという悪循環が発生するで
しょう。周囲の環境も重要です。介護力不足による外出な
どの活動機会の減少や、過剰な介護により本人ができるこ
とまで介護者が行なうのは、意欲減退のきっかけに。廃用
症候群を予防するためにはこのような原因を理解して正し
い介護を行うことが大切です。
★最小人数のスタッフで入浴、食事、排泄介助を組み立てる
と入所者は廃用症候群になる。歩けなくなり食べれなくなる。
もちろん家族介護でも同様だ。理想的な介護には人手と金が
かかる。レクリエーションと三度の食事が歩行数のすべてだ。
そんな介護では困るという家族は一度施設で働いてみるとそ
れがわかる。