車高調の異音対策でトップナットの増し締めとプリロード調整 | ミッキーのブログ

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2005年式インプレッサGDAに入れた車高調テインFlexZですが、乗り心地は最高だけど時々異音がします。特に低速で荒れた路面を走るとコトコト鳴ります。各部の緩みやスタビリンク、ロアアームなどをチェックしましたが異常なし。そこで原点に帰って、アッパーマウントの取り付けボルトとピローボールを留めているトップナットの増し締めをすることにしました。


フロントのアッパーマウントのネジ径は13mmなので、それほどのトルクは必要ありません。少し回せるネジもありました。内側の六角ボルトのネジはキャンバー角の調整用ですが、ここもしっかりと締めます。


テインの車高調の一番の難関はこのトップナットの締め込みです。トップナットはよくある21mmですが、下のショックアブソーバーが供回りしてしまうので、上のネジの切り欠きを押さえておかなければいけません。私はモンキーの口をキツめに絞って咥え込みました。トルクは組み立て図を見ろと取説にありますが、取り付けたショップからはもらってません。みんカラには25N/mとか50N/mとかあるので、ホイールナットの半分から1/4位の力加減でいいのかな?


ピストンロッドのネジ山は一部削られて平らになっています。ここを何かで挟んで押さえるのですが、反対側はただの丸いネジ山なのでスバナが使えません。(テインのHPではスパナを使っている写真が載っていますが…)仕方ないので、私はモンキーの口をギリギリに絞って嵌め込みました。バイスなども考えましたが、このロッドは中空構造なのであまり力をかけると曲がってしまいます。


何とかフロントのトップナットを増し締めしたので今度はリアです。リアは後部座席を外す必要があります。黒いキャップを外すとネジが出てきます。


このネジは12mmです。ネジの反対側は金具に引っかかっているだけので、押したり引いたりしてうまく外します。


次に背もたれの下のネジを外します。


リアのアッパーマウントにはフロントのようなピロボールはありません。アッパーマウントの固定ネジはなぜか12mm、トップナットは17mmでした。ビートラッシュのタワーバーとシートベルトが邪魔ですが、持てる工具を駆使して何とか増し締めしました。シートベルトだけでも外して作業すると楽です。週末に乗りますので、異音が改善されたらまた報告します。


追伸:結局アッパーマウントを締め込んでも異音は消えず、再びジャッキアップして調べ直しました。重いタイヤを手で持ち上げ、パッと離すとどこかがカタンと鳴ります。原因はショックアブソーバーの伸びきりで、コイルのプリロードを緩めたら異音はほぼ消えました。プリロードはコイルを軽く押さえる程度で十分らしいのですが、私の車は1cm近くコイルが縮められていました。そのためジャッキを外して車重が載ってもあまりショックが縮まず、荒れた路面では伸びきってカタカタ鳴っていたようです。スプリングシートを下げたら、その分全長を伸ばして車高が下がらないようにします。ちなみにショックが底付きする時には、逆にプリロードをしっかりかけると良いそうです。お陰様でこれでしばらくは異音から解放されそうだなぁ…。