関西将棋会館の建設を支援するため、クラウドファンディングなどを活用して寄附を募っているのですが、現在の進捗状況について問いました。
＜平田＞
関西将棋会館の建設支援にあてる寄附金事業について伺います。新年度予算では、令和5年度の寄附金見込み額として1億6,853万9,000円、そのうちサイト手数料1,853万9,000円を差し引いて、基金に積み立てるのが1億5,000万円ということになっております。令和三年から、関西将棋会館の建設支援のため寄付金を募っておりますが、当初の目標が５億円、支援にあてられるようにということでした。一問目として、現在の進捗状況と今後の見通しについて伺います。
＜答弁＞
関西将棋会館の建設支援についてですが、第２期のクラウドファンディングでは、目標を大幅に上回った第１期ほどのご寄附はいただけなかったものの、これまでの寄附金の合計額は３億１千万円を超えており、目標に向けて着実に推移しております。
また、第３期のクラウドファンディングについては、高槻将棋まつりのプレイベントとして実施する市制施行８０周年記念対局のネット配信等を通じて全国的にＰＲするほか、棋士との新たな体験型イベントを企画するなど、より多くのご寄附をいただけるよう、日本将棋連盟とともに鋭意取り組んでまいります。
＜平田＞
昨年の秋、第二期のクラウドファンディングが苦戦しているという記事が読売新聞で報道されまして、心配しておりましたが、先日の補正予算で結果としては当初の目標２億円に対して、実際は約１億円ということで、想定していたよりは厳しい結果になったのかなと受け止めております。新年度、1億5,000万円ということなので、当然気合を入れて取り組んでいただかなければならないと思いますが、今ご答弁で全国的なPRや体験型イベントの企画等前向きなご答弁をいただきました。目標達成できるように、私も期待をしておりますのでよろしくお願い致します。
