【福祉企業委員会】
<平田>
公立学童での高学年児童の受け入れは、現状難しいというのは理解します。ただ、公立と民間では同じ学童といってもその性質が異なると思いますが、公立学童と民間学童の違いというのは市としてどのように認識されているのかお伺い致します。また民間学童保育の課題についてどのように考えておられるのかお聞きします。
<答弁>
公立学童保育室は、主にスポーツやレクリエーションを中心とした集団活動を通した保育を行っていますが、民間学童保育室は、弁当の提供や送迎等の多様なサービスや、英会話等の特色ある保育など、事業者の工夫により様々な取組が行われているものと認識しています。
民間学童保育室の設置を進める上での課題は、公立学童保育室にて実施している、低所得者向けの基本保育料の減免制度がないことが挙げられます。令和4年度については、民間学童保育室を利用する低所得者向けの支援メニュー等の検討を進めていきます。
<平田>
公立に比べて、かなりバリエーションに富んでおりまして、それぞれの利用者ニーズに沿った利用をしてもらえば、それはそれで子どもにとっていいことだと思いますが、利用者と事業者をうまいことマッチングするためには、しっかりと情報を提供するということも大事になると思いますので、その点お願いをしておきたいと思います。
様々な課題がある中で、今回なんとか高学年対応をスタートするというのは大きな一歩だと思います。子どもたちに有意義な時間を過ごして欲しいというのは同じ思いだと思いますので、今後も前向きに議論しながら課題解決を図っていけたらと思いますのでよろしくお願い致します。