障害者差別解消法の取り組みについて | 高槻市議会議員 平田裕也

高槻市議会議員 平田裕也

若者代表!高槻から日本を元気に!!

社会福祉審議会の障がい者福祉専門分科会が開催され、議会選出の委員として出席しました。


高槻市障がい者基本計画の進捗状況等の報告を受けましたが、私からは昨年4月にスタートした障害者差別解消法の取り組みについて質問と意見を申し上げました。


障害者差別解消法は、障がいのありなしに関わらずあらゆる人が生きやすい社会を実現するため、行政や事業者に合理的配慮を求める法律ですが、法施行後も、駅ホーム転落死亡事故、飛行機搭乗問題など、なかなか障がいへの理解が進んでいるとは言えません。


東京新聞のアンケート調査でも、この一年で、「差別的な扱いを受けた」という人が35%にものぼります。


高槻市では、昨年度の相談件数わずか数件、差別解消にむけた取り組みを協議する連絡会議の実施が1回など、障がい者の皆さんを取り巻く状況から考えると十分な取り組みとは言い難い状況にあります。


身近な相談場所となるよう体制強化をすること、連絡会議では差別解消にむけて具体的な取り組みを協議すること、法律の趣旨をさらに広めるため引き続き周知・広報活動に努めることを要望しました。


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※写真は週末開催された高槻ハイウェイフェスタ2017の様子。大盛況でした。