背伸びしない家づくり〜空き家再生リフォーム施工事例④〜 | たかつき通信・新築・リフォーム・不動産・耐震診断・耐震補強・古民家再生・太陽光発電、自社大工の株式会社高月工務店・山口県田布施町

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みなさまこんにちは^ ^ 

たかつきホーム🍀ホームアドバイザーの田原です。






住宅診断のための調査も無事終えまして、いよいよ診断結果のご報告です!




住宅診断書をまとめると、軽くこれくらいのボリュームにはなるのですが、


ユーザーさん向けに見やすく編集したシートもありますのでご安心ください。



現在たかつきホームで住宅診断を受けていただいた方にご提示しているのは以下の4点。

・住宅診断書

・耐震診断書

・断熱性能診断書

・災害リスクカルテ



まず、住宅診断書では主に家のコンディションを解説します。いわゆるお家の健康診断書と同じ役割になります。


次に、住宅の性能を評価する耐震診断書と断熱性能診断書になります。こちらは専門機関が定めた指標に則って建物を評価し、それを数値化して評価するものです。


そして最後に災害リスクカルテ。その建物が建っている場所自体に、どんな災害リスクがあるか、被災時にはどこに避難して、どのような行動をとるべきかなどを解説したカルテになります。



住宅診断のベースとしてこの4項目を押さえておくと、それぞれに相互作用が働いてそれぞれの建物のことがよく理解できると考えています。


例えば、いくら耐震補強や断熱改修をして性能を上げてみても、洪水などによる災害危険区域に建物があれば、豪雨災害などで水浸しになって建物が台無しになるだけでなく、命の危険にまで及ぶ可能性があります。


逆に災害リスクの少ないとされる地域に、あらゆる災害に対応できるようなレベルの家を作って、かかったコストによってその後の生活を圧迫するような資金計画になってしまっても、本末転倒な訳です。




これまでのブログでも、より安全、安心に暮らせる家の性能については言及してきましたし、我が家を実例として、可能な限りその状態に近づける事例として取り組みました。


しかし、本質的に大切なのは、


リスクを知り、付き合う覚悟をすること


ではないかと考えています。





リスクテイクをプロに任せる選択も一つですが、それも含めて自己責任。



正しいか間違ってるかの選択肢を他人や指標に預けてしまうと、ずっと不安がそばにある生活になってしまいます。



それってホントに必要?




なので、この4点を揃えて診断し、買主さんに、そして持ち主さんにも現状をしっかり把握していただいて、

建物の価値としっかり向き合った取り引きになるように、


また、改修計画がお施主さまにとってあらゆる角度からよりよい選択ができるように、




多角的なアドバイスが出来る体制にて、背伸びしない家づくりをサポートします。



売主さんにとっても、


時価-建物の解体費=物件の売値


みたいな単純計算でなく、

ちゃんと建物の価値に向き合った評価はメリットがあるんです!



みんなが幸せになる家探しのお手伝いをしています。




それでは、また来週お目にかかります。 

みなさまの暮らしが、いつも豊かでステキなものでありますように🍀