みなさまこんにちは^ ^
たかつきホームホームアドバイザーの田原です。
夏の暑さは気温だけでなく、湿度にも起因しているということはご存知の方も多いかと思います。
サウナの室温が100℃に近いのに火傷をしないのは、極限まで湿度が下げてあるからですね。
高温多湿の日本とは違い、大陸の内陸国では40℃を超えても比較的過ごしやすいといったこともあるようです。
こうした温度と湿度の関係を人の快適度に照らし合わせて作られた指標が不快指数です。
こちらは以前に不快指数についての一年間の分布データを分析した私の記事。
〜家の中に風を通すことが効果的な時期の話〜 田原のブログ【木曜更新】
不快指数の快適ゾーン
を追求することで、出来るだけ環境負荷の少ない快適な暮らしを模索してみましょう。
不快指数で快適ゾーン(65〜70未満)と判定される日は年間40日強ですが、これも感覚的なところがあって、日本人は77くらいまでは大丈夫な人が多く、85を超えるとほとんどの人が不快を訴えるようです。
しかし、この数値の生みの親アメリカでは、80を超えるとほとんどの人が不快を示すようで、習慣や国民性なども影響しているようですね。
あくまで個人の感覚差があり、どこまで許容するかも人それぞれなので、80を超えても平気な人もいることでしょう。
ただ、そんな事が言ってられないくらいの猛暑が毎年続く昨今、この不快指数が毎日どのような推移を見せるのかをリサーチしてみました。
これは、今年7月から計測を始めた我が家の庭の百葉箱のデータです。青線が気温、緑線が湿度、背景が不快指数を示します。
グラフ的にはやはり暑さを感じざるを得ませんが、
一応、22:00〜翌朝8:00までが不快指数77以下となっており、この時間帯は窓を開けても耐えられる気候だとも捉えられるということですね。
湿度の指標を見ていただいても分かるかと思いますが、夏場は気温だけでなく、湿度も快適範囲を大きく上回ります。高温多湿の島国日本をなめてはいけません。
となると、温度も下げられて湿気も取れるエアコンはやはり神機械。
不快指数も簡単にベストスコアの60台に乗せられるんですけど、
それでもなんとかエアコンなしで過ごしたい、エコを追求していきたいという方に向けて、
(私自身もチャレンジしていきたいと思っていますので、)
例えば、20時か21時までエアコンかけて、その後は部屋が不快になってきたら窓を開けて寝るようにする
とか、
温湿度計を設置して、数値的にいけそうな時だけでも換気で過ごす
とか、
体の具合やその日の疲れの度合いなど、ご自身のお身体と相談しながら、エネルギーと共存する暮らしが少しでも豊かになると嬉しいですね。
とにかく熱中症など、(家の中でも発生しています!)
とにかくお身体が資本ですから無理のないように、
それでもこだわりたい自然な暮らしのために、
今回の記事が参考になれば幸いです。
こうした取り組みについて、
湿度については、%でみる相対湿度よりも、
空気に含まれている量を見る絶対湿度の方が圧倒的に有意義なので、そちら意識したいと仰る方は、
こちらの温湿度計なら、絶対湿度も表示してくれるのでオススメです。
スマホアプリでもいいのがありますよ〜♪
https://apps.apple.com/jp/app/%E5%BF%AB%E9%81%A9%E3%82%92%E8%A8%88%E7%AE%97/id605648449
こちらのアプリは、計った温度と湿度を入力すると、色々な温熱環境に関わる数値を計算してくれます。
また、室内外のデータ取りに興味がある方(?)だけでなく、温度分布のデータが簡単に見れて夏の暮らしの助けにになる、
Switchbot(スイッチボット)は、安価で便利です。
私もこれで、いろんな所のデータを取って、皆さまに有益な情報提供が出来るように心がけていきたいと思います。
来週は、これまでのお話まとめていきたいと思います。
それでは、また来週お目にかかります。
みなさまの暮らしが、いつも安全で快適なものでありますように