今日は父の日ということで
父のことを振り返りながら
我が子の誕生日を
祝ったわけです。
 
▼昔の私と父
 
▼今の私と我が子
 
 
こんにちは!
いつも美濃焼タイルとともに
タイルオンラインの高藤洋平です爆  笑
 
 
6月22日が我が子の誕生日
そのため
本日誕生日会を行ったのです。
 
 
せっかくなので
ちょっと構図を似せてみましたてへぺろ
 
 
こうしてみると
あんまり似てないか?
 
うーん
まぁいいか
 
 
ケーキを買ったり
誕生日プレゼントを渡したり
したわけですが、
 
 
本日は
父の日
でもあります。
 
 
せっかくなので
株式会社栄商会
二代目 高藤兄一郎 こと
わたしの父親のことを
振り返ってみようと
思います。
 
父の
うろ覚え
父の友人からの
又聞きも含む
履歴書です。
 
豪快で優しく、
少し抜けてる
ザ・昭和の社長と
一部で伝説の男です。
 
 
 
父・兄一郎の経歴 栄商会入社まで
 
83年前に産まれ
13年前に死去しています。
 
初代・俊平と、としの
長男として産まれ、
四人の妹たちとともに
仲良く育ちます。
 
かなり良い兄だったようで
四人全員から慕われていて
事あるごとに
おばさんたちは
我が家に遊びに
来ておりました。
 
多治見市で
小中高を結構優秀な
成績をおさめ
柔道部に入って
バリバリ鍛えていたようです。
 
大学は
滋賀の滋賀大学の前身
彦根高商にすすみました。
 
私も滋賀大学出身ですが
昔はかなり優秀だったそう。
 
四人も妹がいるので
祖父の仕事を休み中は手伝ったり
しながら勉強していたとのこと。
 
本当は大手に就職したかったようですが
妹たちを大学に行かせるためにも
実家に戻って家業のタイル屋を
継ぐことを決意。
 
大学卒業後、
すぐに栄商会に
戻ったようです。
 
▼これはわたし
 
家族思いで
男気のある人
だったようです。
 
 
 
栄商会入社後、バブル頃まで
 
いわゆる高度成長期のころ
父親は商売の才覚が
あったのでしょう。
 
売上最高のときで
5億以上まで伸ばしました。
 
もはや亡くなっているので
今からだと想像になりますが
 
 
父親の営業戦略は?
 
 
個対個の人間関係を重視し、
娯楽とともにタイルを売る
 
 
仲良くなってから
お客様になってもらう。
 
 
だったのではないかと
思います。
 
 
父親は
麻雀・碁・将棋は
めちゃくちゃ強かった
とのこと
 
また
釣り・山菜採りなども
達者だったとのこと。
 
営業先で
色んな人に教えてあげた
ことを自慢されたことを
思い出します。
 
 
そうなると
都市部は娯楽が多いので除外。
 
 
そのため
栄商会のお客は
東京・大阪がほとんどいない
という変わった客層になった
と思います。
 
 
北は青森から
南は鹿児島まで
お客様がいるのに
東京・大阪・神戸・神奈川
などにはお客がいない
という
不思議なお客構成でした。
 
父親の性格と戦略が
よく出ていますし、
現地の営業や社長さんと
まず仲良くなる
という姿勢を感じます。
 
 
そして必ずその地域で
一番大きいお店と付き合い、
近くの同業者には顔を出さない。
 
 
 
仕入れも
杉浦製陶
というメーカーに
投資もして
優先的に商品を
回してもらうように
しました。
 
 
▼こういうタイルもよく出ました。
 
image
 
 
昔は商品を確保することが
営業の仕事
とよばれるほど
売り手市場でした。
(うらやましい)
 
 
また、投資など
お金をドンと使うことにも
ためらいがない人で
 
前畑町にあった
自宅兼会社+倉庫を
貸し出して
 
多治見市旭ヶ丘の
美濃焼卸センターに
移転を決定します。
(祖父は反対したそうですが)
 
億単位の投資だったので
祖父も反対しますよね・・・
 
 
こういう投資好き
拡張路線の大将は
景気が良いと
風に乗ります。
 
波をつかむのが
うまいのでしょう。
 
ですが
バブルが弾けて
風向きが変わります。
 
 
この投資好きが
株に手を出して
やらかしたりとか
色々ありました。
 
 
バブル崩壊後と、父親のおもしろエピソード
 
バブル崩壊後は
徐々に売上が下がり、
2億前後にまで
ずるずると落ち込みます。
 
その途中で
若きぼんくらのワタシが
入社することになる
わけですが。
 
 
そのあたりは
 
私中心の
過去話がありますので
よろしければ
どうぞ。
 
そういうわけでここは
 
父親の性格を
よく表している
エピソードを
紹介したい。
 
 
基本的に頼まれたら
助ける気質で
リーダー役も好んでやるので
話題には事欠きません。
 
ロータリー
PTA
何々組合
などなどの
会長やらなんやらを
どんどん引き受けます。
 
チームや
小さな共同体を
大事にする性格で
リーダー気質
だったのでしょう。
 
 
1.血縁、兄弟を大事にする兄
妹の娘が結婚後
かなりやばい夫だと判明し
すぐさまその家に乗り込んで
別居→離婚まで持ち込む。
 
 
2.兄貴分肌でにぎやかな場をつくる
ロータリーで会長をやったときは
ビールをみんなで飲んでからスタート
という謎ルールを決める。
 
昔のほうが厳しかっただろうに
よくそんなルールを押し通したな。
 
 
とにかく酒が好き
みんなでにぎやかにやる
奢るのも好き
という人。
 
ただ、遊び代は
基本麻雀でみなから
金を巻き上げていたらしい。
 
 
3.場を楽しませるためなら法螺もOK
聞いているみんなが
そんなアホな
みたいな話を
本当にあったかのように
話すのが得意だったそう。
 
1メートルくらいのマスを
釣ったときの格闘話とか
 
いい歳のときに
高校生の女の子に
惚れられて困ったとか
 
 
4.とにかく酒が好き
友達・お客さん・弟分
ともとにかく酒を飲む。
最後の方は朝から酒を飲む。
 
車に乗ると
ビール缶を開けながら・・
なんてことも見たことが
あります。
 
酒を飲むと結構
ちゃらんぽらん
な性格がでてきたようで・・
 
普通に約束の時間を
忘れる
 
 
ということを
結構やらかしたりしていた
そうですが
 
まぁまぁ
ですんでいたらしいのは
父親の人徳だろうなぁ
と想う。
 
 
普通に組合の旅行を
すっぽかして出張行ったり
 
組合の旅行中に
自分のグループだけ
先にホテルに帰って
宴会スタートしたり
なかなか大変だったそうな。
 
 
 
 
5.頭は切れる人だったそう
 
県会議員の親戚もよく相談に来たり
色々な社長さんにアドバイスも
したりしていた(らしい)ので
かなりしっかりした人
だったそうなんだけど・・
 
すごい残念なことに
ここがさっぱり見てきてないので
なんともなのだけど。
 
 
 
そういえば
小学校のころ
タイルの倉庫で
友達とかくれんぼして
めっちゃ怒られたのを
憶えています。
 
商品を踏みつけていたから
だと思います。
 
 
その分
家庭がおざなりになり気味
だったのは
時代もあって
しょうがないところも
あったと思いますね。
 
 
 
まとめ
 
 
性格は
自分を起点に考える人
目の前の人を中心に考える人
場や共同体をスタートに考える人
 
と3パターンにわけて
かんがえるとすると
 
 
場や全体をまず
考える人だったように
思います。
 
場の空気を掴んで
話をするのも上手で、
やることはむちゃくちゃだけど
愛嬌がある兄貴肌。
 
ああいう社長は
もうありえないなぁ と
父親を知る社長さんたちは
言っていますから。
 
 
 
私は自分を起点に考える人
だったので
なかなか理解ができなかった。
 
 
父親のような
大物気質ではないですからね。
 
 
わたしがまだ
タイル業界で仕事できているのは
祖父・父親の人徳、、
 
タイル業界への貢献が
良かったからなので
今はとても感謝しています。
 
酒のせいで
斑ボケになったときは
悲しいやら
恨むやら
マイナスにいってましたが。
 
 
今は毎月
墓参りに行って
感謝と決意を告げています。
 
 
わたしは私のやり方で
タイルの良さを
全国に広げていき、
 
多治見とタイル業界の
発展を助けて
 
栄商会を発展させて
生きたいと思います。
 
 
 
 

タイルの良さと楽しさを

全国にお届けします。

 

よーへー

 

 

 

高藤洋平

 

 

株式会社栄商会

507-0071

岐阜県多治見市旭ケ丘10-6-76

0572-27-6001 

 

弊社HP

タイル通販タイルオンライン

https://www.rakuten.co.jp/tileonline/

 

右差し問合せはこちら

 

 

 

 

▼インスタはタイルの風景が

好きな方向けです

https://www.instagram.com/tileonline