初台にある東京オペラシティコンサートホールにて、東京フィルハーモニー交響楽団の「平日の午後のコンサート」に行ってきました🙋
指揮者やソリストが語る❗という超人気のコンサートで、とりわけ人気のコンビが
指揮とお話 円光寺雅彦さんと、ピアノ 清塚信也さんのコンビ❗今年6年目であります🎵
今回のテーマは、〈なんでもOKストラ!!〉
3人の作曲家の異国情緒あふれる名曲集です❗
演目は、
1. ブラームス: ハンガリー舞曲第1番
舞台の中心にピアノが。
ピアノ協奏曲のためだが、前奏の曲があるので、少々邪魔だなぁ・・・などと思っていたら、ピアニストの清塚信也さんと、マエストロ・円光寺雅彦さんが登場、いきなり語り始めました。
1曲目のブラームスのハンガリー舞曲第1番の説明を始める清塚さん、いわゆるデビュー作は演奏旅行中のハンガリーで聴いた地元の曲をスケッチしてアレンジしたヒット作品集。
で、「じゃあ、わたしも参加しましょう❗」と、ピアノの弾き語りから曲が始まりました。
元々がピアノ曲としてデビューし、後にオーケストラ用に編曲されたものだから、ピアノとオーケストラの相性は良くて、ユニークなハンガリー舞曲第1番を聴かせていただきました。
これが「午後のコンサート」の真骨頂ですね🎵
ハンガリー舞曲第1番は、てるてるさんがコンサート通いをした頃は、コンサートのアンコール曲としてよく演奏されていましたね🎵
2. ラヴェル: ピアノ協奏曲
ムチみたいな音から始まるこの曲は、「のだめカンタービレ」で、のだめさんが弾きたがったが先を越され挫折する曲として有名(?!)。
ラヴェルさんが1930年頃アメリカに演奏旅行をした時、ガーシュウィンさんと交流し、たぶん1922年に作曲した「ラプソディ・イン・ブルー」を聴いたに違いない。そんなアメリカのジャズや民謡に影響され帰国後作曲したピアノ協奏曲は、ジャズのセッションのような曲でした❗
清塚信也さんは、コンビを組んだ円光寺さんに「ショパンやラヴェルの協奏曲を弾かせろ❗」と言い続けていたそうで、念願かなっての演奏は、ノリに乗っていましたね🎵
円光寺さんに促されて、アンコールを弾いていただいたのは、
ラヴェル: 「亡き王女のためのパヴァーヌ」(Jazz ver. 清塚信也編曲)
3. リムスキー=コルサコフ: 交響組曲『シェエラザード』
「千一夜物語」(アラビアン・ナイト)をロシアの作曲家リムスキー=コルサコフさんがオーケストラの名曲として表現しました🙆
夜な夜な語り続けたシェエラザード姫のテーマをコンサートマスターの三浦章宏さんがヴァイオリン独奏します🎵
第1楽章「海とシンドバッドの船」
目を瞑って聴いていると、大海原を航海するシンドバッドの船が・・・❗
第2楽章「カレンダー王子の物語」
こちらも物語の世界へ・・・❗
第3楽章「若い王子と王女」
ロマンチックな旋律ですね🎵
第4楽章「バグダッドの祭り、海、船は青銅の騎士のある岩で難破、終曲」
大団円ですな。
素晴らしい盛り上がりと、美しい調べのフィナーレでした🎵
素晴らしい演奏に拍手喝采でしたぞ🙆