2024都民芸術フェスティバル・オーケストラシリーズの第3回は、東京フィルハーモニー交響楽団。
池袋西口にある「東京芸術劇場コンサートホール」で、平日の午後の公演でした。
指揮者は、出口大地さん。
関西学院大学法学部を卒業したが、東京音大に入学したという異色の経歴、サウスポーの指揮者❗
優勝したハチャトゥリアン国際コンクール指揮部門のご褒美で生前ハチャトゥリアンさんが使用した国宝の「指揮棒」を振ることになり、ビビりまくったそうな。
お気に入りの指揮者です☺️
演目は、チャイコフスキーさん尽くし❗
1. チャイコフスキー: 歌劇「エフゲニー・オネーギン」より『ポロネーズ』
なんかチャイコフスキーらしい曲ですね☺️
2. チャイコフスキー: ヴァイオリン協奏曲
ヴァイオリンソリストは、前田妃奈さん。
プログラムを見ると、小学生の頃から活躍しており、若手なのに大物感があります❗
チャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲は大好きな曲ですが、カデンツァ(即興的独奏)が素晴らしかった🎵
もう、場内騒然の拍手喝采でしたな🙋
アンコールに応えて、弾きだしたのは、
マスネ: 「タイスの瞑想曲」
場内静まり返って聴き惚れてました🎵
3. チャイコフスキー: 交響曲第5番
プログラムによると、チャイコフスキーさんはベルリオーズさんの「幻想交響曲」に影響を受けたとのことで、交響曲第5番は同じ主題が循環します。
第1楽章の出だしの暗いテーマが第4楽章では「威風堂々」みたいに盛り上がっちゃうのだ🙋
ヤクザ映画を観た観客が肩で風切って歩いて出てくるみたいに、この曲を聴いた聴衆は胸を張って出てくるだろうな☺️と、いつも思います🎵
ホルン📯の独奏とか、金管楽器大活躍ですね☺️
アンコールに応えて、
チャイコフスキー: 「弦楽セレナーデ」第2楽章
もうもう、満足満足のコンサートでしたな🙆