2024年1/7 東響特別演奏会「ニューイヤーコンサート2024」 | てるてるの小屋

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東京交響楽団とのつきあいは、暮れに「第九(以前は『第九と四季』)」、年明けに「ニューイヤーコンサート」ですな☺️
もはや年中行事であります🙆

ということで、2024年の年明けにサントリーホールで東京交響楽団の特別演奏会「ニューイヤーコンサート2024」に行ってきました。


最近は、「第九」はかぶりつき❗ 「ニューイヤーコンサート」は後方席ど真ん中❗
ですので、視界はこんな感じ☺️

真下のティンパニの譜面

このコンサートは、かつては桂冠指揮者秋山和慶さんと、ピアニストの故中村紘子さんのコンビで長く演奏されていましたが、中村紘子さんが病に倒れ、代役を勤めた小山実稚恵さんがその後も引き継いでいます。

演目は、
1. J.シュトラウスⅡ: ワルツ「春の声」
この曲は、当初ソプラノ歌唱の曲として作られましたが、大ヒット❗
オーケストラ版も大ヒット❗
もう、定番の名曲ですな☺️

2. ラフマニノフ: ピアノ協奏曲第2番
作曲家に纏わる逸話はいろいろありますが、ラフマニノフさんについては、交響曲第1番の大失敗(原因はオーケストラの方だったらしい)で落ち込み、作曲ができなくなった(指揮者としては活躍していた)。
ニコライ・ダーリ博士による「暗示療法」が功を奏し、立ち直ったラフマニノフさんが復活して世に送り出したのが、このピアノ協奏曲第2番だ❗というのが「定説」でしたが、これに疑問の声も多く、今回のプログラムの記事では、当時博士の家に滞在していた女性エレーナさんに恋心を抱いたラフマニノフさん、曲のインスピレーションの源になったという説もあるらしい🎵
ピアノ協奏曲では、大好きな作品ですね☺️

アンコールに応え、小山実稚恵さんが演奏されたのが、
ショパン: ノクターン

3. ドヴォルザーク: 交響曲第9番「新世界より」
ニューイヤーコンサートの定番みたいにこの時期やたらと演奏されますが、それだけの名曲であります🙆
なにしろ第2楽章でのイングリッシュホルン独奏の曲が「遠き山に日が落ちて・・・」で誰もが知ってる曲ということもあり、日本人にはしっくりくるのでしょうね🎵
最近は「鉄道オタク」で有名になってしまったドヴォルザークさんですが、この交響曲でも第4楽章の出だしが機関車の出発シーン❗
シンバルが唯一奏でる音は、機関車のブレーキ音なんですと🎵
それにしても、第2楽章終盤の弦楽四重奏とか、聴き処盛りだくさん❗
やはり、ニューイヤーコンサートは「新世界より」なのかも知れませんね🙋