初台の東京オペラシティコンサートホールにて、東京フィルハーモニー交響楽団の「休日の午後のコンサート」に行ってきました。
この日の指揮とお話は、小林研一郎さん。
テーマは、〈コバケンのベートーヴェン!〉
すべてベートーヴェンの作品です🎵
司会として、フリーアナウンサーの朝岡聡さんが進行役です。
演目は、
1. ベートーヴェン: 劇音楽『エグモント』序曲
演奏会でよく演じられる曲ですね🎵
2. ベートーヴェン: ピアノ協奏曲第5番『皇帝』
ソリストは、21歳の中川優芽花さん。ドイツで生まれ育ち、スイスのピアノ国際コンクールに優勝🏆️
「平日の午後のコンサート」でコバケンさんと共演しています。
「皇帝」の名前は、別の人がつけたようですが、確かに堂々たる協奏曲ですね🎵
アンコールに応えて弾いていただいたのは、
リスト: 「愛の夢」第3番
素晴らしい演奏でした🙋
後半に入る前に、朝岡さんとコバケンさんの掛け合いで、後半の聴き処を解説するのですが、コバケンさんは舞台袖に置かれたピアノを弾き、歌いながら説明します☺️
3. ベートーヴェン: 交響曲第6番『田園』より第1楽章
ベートーヴェンさん本人が『田園』と名づけたようです。
第1楽章は「田舎に到着したときの愉快な感情の目ざめ」と記していますが、その出だしの部分にコバケンさんは拘ります❗
50年前のヨーロッパで行われた指揮者コンクールで抽選で割り振られた曲が『田園』で、その時オーケストラのメンバーにその出だし部分に言葉では説明できず、歌いながら指示したら、素晴らしい演奏になったとのこと。
その違いを演奏前にやってのけちゃいました🎵
情景が浮かんでくるような名曲ですね🎵
4. ベートーヴェン: 交響曲第7番より第2楽章
パンフレットの解説では、交響曲第7番は、各楽章に一定のリズム・パターンが設けられ、第2楽章は「タータタ・ターター」。
それを朝岡さんが語ると、コバケンさんは「そういう風に演奏されたら、ベートーヴェンを冒涜するものだ❗」と答え、第2楽章は神へのコラール(讃美歌)のようなもので、柩を担いで歩くような演奏にすべきと語りました。
確かに、厳かな雰囲気でしたね🎵
5. ベートーヴェン: 交響曲第3番『英雄』より第4楽章
変奏曲、イメージが違いますよね。
アンコールはありませんとのことでした🙋
素敵なコンサートですね🎵