9/3 東京フィル「休日の午後のコンサート」 | てるてるの小屋

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初台の東京オペラシティコンサートホールにて、東京フィルハーモニー交響楽団の「休日の午後のコンサート」に行ってきました。


この日の指揮とお話は、小林研一郎さん。

テーマは、〈コバケンのベートーヴェン!〉

すべてベートーヴェンの作品です🎵

司会として、フリーアナウンサーの朝岡聡さんが進行役です。


演目は、

1. ベートーヴェン: 劇音楽『エグモント』序曲

演奏会でよく演じられる曲ですね🎵


2. ベートーヴェン: ピアノ協奏曲第5番『皇帝』

ソリストは、21歳の中川優芽花さん。ドイツで生まれ育ち、スイスのピアノ国際コンクールに優勝🏆️

「平日の午後のコンサート」でコバケンさんと共演しています。

「皇帝」の名前は、別の人がつけたようですが、確かに堂々たる協奏曲ですね🎵


アンコールに応えて弾いていただいたのは、

リスト: 「愛の夢」第3番

素晴らしい演奏でした🙋


後半に入る前に、朝岡さんとコバケンさんの掛け合いで、後半の聴き処を解説するのですが、コバケンさんは舞台袖に置かれたピアノを弾き、歌いながら説明します☺️


3. ベートーヴェン: 交響曲第6番『田園』より第1楽章

ベートーヴェンさん本人が『田園』と名づけたようです。

第1楽章は「田舎に到着したときの愉快な感情の目ざめ」と記していますが、その出だしの部分にコバケンさんは拘ります❗

50年前のヨーロッパで行われた指揮者コンクールで抽選で割り振られた曲が『田園』で、その時オーケストラのメンバーにその出だし部分に言葉では説明できず、歌いながら指示したら、素晴らしい演奏になったとのこと。

その違いを演奏前にやってのけちゃいました🎵

情景が浮かんでくるような名曲ですね🎵


4. ベートーヴェン: 交響曲第7番より第2楽章

パンフレットの解説では、交響曲第7番は、各楽章に一定のリズム・パターンが設けられ、第2楽章は「タータタ・ターター」。

それを朝岡さんが語ると、コバケンさんは「そういう風に演奏されたら、ベートーヴェンを冒涜するものだ❗」と答え、第2楽章は神へのコラール(讃美歌)のようなもので、柩を担いで歩くような演奏にすべきと語りました。

確かに、厳かな雰囲気でしたね🎵


5. ベートーヴェン: 交響曲第3番『英雄』より第4楽章

変奏曲、イメージが違いますよね。


アンコールはありませんとのことでした🙋

素敵なコンサートですね🎵