1年の締めくくりを、東京交響楽団の「第九」としてから30年くらいかなぁ。
秋山和慶さん指揮の「第九と四季」が2018年で終わり、昨年から東響の音楽監督であるジョナサン・ノットさんが指揮をするようになりました。
コロナ禍でメゾソプラノはカトリオーナ・モリソンさんと、テノールのクリスティアン・エルスナーさんが来日できなかったので出演者が変更となりました。
指揮 ジョナサン・ノット
ソプラノ ジャクリン・ワーグナー
メゾソプラノ 中島郁子
テノール 笛田博昭
バスバリトン リアン・リ
合唱 新国立劇場合唱団
合唱指揮 河原哲也
コンサートマスター 水谷晃
コロナ禍により、募集して演じる東響コーラスが使えない、飛沫防止、ソーシャルディスタンスを考慮したことで、合唱団の編成を10人ずつの40人に縮小し、ステージ後ろの観客席に配置。
これにより、高い場所からのコーラスで人数の少なさをカバーできたと思う。
オーケストラは、昨年から編成を変えているが、横に拡げる。
ふだんならど真ん中にあるティンパニが舞台の右から聴こえてくる。
コントラバスが左側から聴こえるのだ。
まだまだ新型コロナウィルス感染が拡がりを見せているが、なんとか2020年を乗りきってきた。そんな気分で味わう第九はとても感動的でした。
アンコールの引き継がれた定番「蛍の光」、例年なら合唱団のメンバーが観客席の通路に移動して、みんなで歌いましょう☺️なんだが、それができないのだ。
感動の拍手が鳴りやまず、オーケストラが引き上げた舞台に指揮者が手を振りながら現れたもんだから、サントリーホール全体ががスタンディングオベイションしちゃいました❗
これにはソリストの4人も登場し、すごい盛り上がりになってしまいましたよ🙆




