7/23東京フィル「休日の午後のコンサート」〈勝利への行進〉 | てるてるの小屋

てるてるの小屋

ベイスターズの大ファンです
映画と音楽とお散歩が大好きです☺️
思いつくままに、気ままにやってます

初台の東京オペラシティホールにて、東京フィルハーモニー交響楽団の「休日の午後のコンサート」に行ってきました。

新型コロナウィルスの蔓延により、緊急事態宣言が出され、あらゆる自粛が行われました。
そのため、クラシックコンサートも公演の中止、延期が相次ぎました。
自粛が解除されても感染防止対策が求められ、前後左右の席を空席にする必要から、定期会員にも座席の移動などいくつかの選択肢が突きつけられました。
こうしたなかで再開されたコンサート、オーケストラの楽団員が入場すると、会場からの温かい拍手が迎えました。
指揮と語りを担当する指揮者の尾高忠明さんはフェイスシールド姿で登壇しました。

今回のテーマは「勝利への行進」
7月23日は、開催されるはずだった東京オリンピックの開会式の前日だったのです。
盛り上がりが絶頂を迎えていたであろうその日に、行進曲など元気の出る名曲を演奏しよう😃という企画でした。
演目は、
1. 今井光也:「オリンピック東京大会ファンファーレ」
このファンファーレと次のマーチは、もう刻み込まれている曲ですね。
小学生のてるてる少年にとって、1964年の東京オリンピックは、地元(渋谷区)ということもあり、衝撃的なイベントだったのだろう。晴れ渡った10月10日、アパートのベランダから観た上空に描かれた五輪の輪の景色は忘れられない。
この2曲のソノシート(わかんないだろうな・・・)を繰り返し聴きましたよ。
ファンファーレは、表彰式でも流れましたよね。

2. 古関裕而:「東京オリンピック・マーチ」
古関裕而さんと言えば、現在NHKの朝のドラマ「エール」の主人公、その作曲した作品は5,000曲、夏の甲子園の大会歌「栄光は君に輝く」、阪神タイガースの「六甲おろし」、読売ジャイアンツの「闘魂こめて」、早稲田大学の「紺碧の空」、慶應義塾大学の「我ぞ覇者」などの応援歌、「長崎の鐘」「君の名は」「高原列車は行く」などの歌謡曲、そして「モスラの歌」の作曲者でもあります。
この「マーチ」を聴くと感極まってしまいますね☺️

3. ネッケ:「クシコス・ポスト」
運動会のBGMの定番。昔は「クシコスの郵便馬車」と呼ばれていましたが、「クシコス・ポスト」そのものが「郵便馬車」の意味なんだそうな。
チャカチャン、チャカチャン、チャカチャカチャン❗ですね。

4.  カバレフスキー:「道化師のギャロップ」
木琴の音色が特徴の軽快な曲、こちらも運動会の
定番。

5. ロッシーニ:歌劇「ウィリアム・テル」序曲
「ローン・レンジャー」を思い出す人はジジイだな。

6. リンケ:行進曲「ベルリンの風」
今でもベルリンの人たちに愛されている曲なんだそうな。なんか、居酒屋で盛り上がりそう😃

7. ベートーヴェン:劇音楽「アテネの廃墟」より第4曲「トルコ行進曲」
「トルコ行進曲」といえば、モーツァルトのピアノ曲が有名ですが、この曲も可愛らしい名曲ですね。

8. エルガー:行進曲「威風堂々」第1番
イギリスの第2の国歌と言われるほど、イギリスの人たちに愛されている素晴らしい曲。
なんか情景が目に浮かぶような、まさに「威風堂々」たる名曲ですね☺️

アンコールに応えて演奏されたのは、
シベリウス:組曲「カレリア」より第3曲「行進曲風に」

ああ、音楽を聴く喜びに満たされましたね☺️