2008年てるてる大賞受賞作品
「パコと魔法の絵本」
2008年はブログを始めた年、そして映画鑑賞、映画館通いを再開させた年。
さらに、新宿地区で初めてシネコン映画館が登場した年でした。
松竹映画の封切館であった「新宿ピカデリー」がリニューアルした時、平日1,000円のクーポン券が配布されていたこともあり、さまざまな映画を観ることができるこの映画館は魅力的でした。
そして、この劇場で最初に観た作品が「パコと魔法の絵本」でした。
仕事帰りで、たまたま上映時間がちょうど良かったので選んだだけで、作品の予備知識なし、タイトルもよくわからずチケット売場で「パコの・・・」って言ってました。
ところが、この作品衝撃的でした。
役所広司さんが嫌われものの偏屈爺を演じて、観客はみんなガハハ❗と笑っているうちになぜか泣いていて、映画が終わり場内が明るくなると、みんなバツが悪そうに出ていきます。
この作品にはハマりましたね🙋
舞台演劇の映画化ですが、その鮮やかな映像がさらに作品の魅力を高めましたね。
監督の中島哲也さんは、「下妻物語」「嫌われ松子の一生」「告白」「来る」など怪作ぞろいの大好きな監督になりました。
この映画との出会いは大きかったですね。
