続き
数十年の月日が過ぎ、奪われた王国を取り戻すため立ち上がったのは、スローン王の孫トーリン・オーケンシールドたち13人のドワーフ、トーリンさんの父親から地図と鍵を預かっていた灰色の魔術師ガンダルフさんさんは、「忍のもの」としてホビット族の仲間が必要としてビルボさんに目をつけたのでした。
大変危険な旅と知らされ、契約書のサインを拒否したビルボさんでしたが、翌朝きれいに片付けられ空っぽになったわが家で目をさまし、冒険への好奇心に心奪われたビルボさんは慌ててドワーフたちを追いかけます。
しかし、戦うことができず自らを守ることもできないビルボさんをトーリンさんは受け入れようとしません。
地図を解読するため、エルフの協力が必要と説くガンダルフさんに対し、敵の協力など受け入れられないと頑ななトーリンさん。
ドワーフたちは、トロール、オークの襲撃をなんとかかわしながら、エルフのいる「裂け谷」に逃げ込み、地図の解読を果たすことができました。
さらに、山のなかでゴブリン族に襲われ、捕らわれてしまったドワーフたちとはぐれてしまったビルボさん。
ビルボさんは、そこでゴラムと名乗る奇妙な生き物と出会い、彼が落とした金の指輪を手に入れます。その指輪こそが、後の「ロード・オブ・ザ・リング」だったのですが、その指輪の力で、ガンダルフさんの奮闘で助け出されたドワーフたちと合流します。
ところが、一難去ってまた一難、死んだと思われたアゾク率いるオークたちに襲われるドワーフたち・・・。
息をつかせぬほどの大活劇です。
魔法使いなのに強いガンダルフさん、痛い目にあいながらもタフなドワーフたち、頑張り出しちゃうビルボさん。
素晴らしい物語の幕開けですな♪